神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100031887

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メタデータID
0100031887
資料種別
book
タイトル
大震災10年と災害列島
ダイシンサイ10ネントサイガイレットウ
作成者
塩崎賢明編 ; 西川榮一編 ; 出口俊一編 ; 兵庫県震災復興研究センター編
作成者名
塩崎賢明編
シオザキヨシミツ
作成者名
西川榮一編
ニシカワエイイチ
作成者名
出口俊一編
デグチトシカズ
作成者名
兵庫県震災復興研究センター編
ヒョウゴケンシンサイフッコウケンキュウセンター
出版者
クリエイツかもがわ
発行日
2005-01
請求記号
震災-5-580
目次
p3-6 はしがき（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p13-42 検証の視点
p14-19 大震災一〇年の検証（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p20-25 現代技術都市の特徴と震災対応（西川榮一:神戸商船大学、兵庫県震災復興研究センター）
p26-31 兵庫県・神戸市の開発型復興計画と教訓（池田清:下関市立大学経済学部）
p32-36 公的支援のあり方（菊本義治:兵庫県立大学経済学部）
p37-42 生活・住宅再建の政策形成プロセス : 市民による個人補償のための制度設計（出口俊一:兵庫県震災復興研究センター、兵庫県労働運動総合研究所、立命館大学、阪南大学）
p43-76 知事が語る大災害への備え
p44-54 「富国強兵」路線の克服こそ、被災地再生の道 : 救援ボランティアと神戸空港住民投票運動は私の原点 : インタビュー（田中康夫[談]）
p55-65 大震災から一〇年、被災の原点を忘れるな : インタビュー（片山善博[談]）
p66-76 大震災の教訓と南海大地震への備え : インタビュー（橋本大二郎[談]）
p77-278 大震災10年の教訓と今後の備え
p78-93 大震災が起こったら何ができるか
p78-79 公費解体の功罪 : 「応急修理」制度の充実が重要（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p80-81 県外避難（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p82-83 大規模収容施設としての避難所でなく小規模生活施設の登録・活用へ（安藤元夫:近畿大学理工学部）
p84-85 多様な避難生活の把握とその対策の必要性（安藤元夫:近畿大学理工学部）
p86-87 公的仮設住宅一辺倒が地域コミュニティを壊した（黒田達雄）
p88-89 こんなにもあった自力仮設住宅 : 住宅復興もうひとつの道（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p90-91 都市ストック、井戸の活用と震災後の評価（安藤元夫:近畿大学理工学部）
p92-93 生活情報の共有で「安心」 被災者は生きのびる（畦布哲志:日本機関紙協会兵庫県本部）
p94-111 住宅復興
p94-99 地域コミュニティ・ベーストの住宅復興へ : 震災が示した今日の住宅政策の限界とこれから（黒田達雄）
p100-101 復興公営住宅の家賃滞納問題（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p102-103 震災復興に関わる特定優良賃貸住宅の家賃値下げ問題（竹山清明:京都府立大学人間環境学部）
p104-109 住宅と大震災（竹山清明:京都府立大学人間環境学部）
p110-111 1.17が刻印する「被災マンション・グランドパレス高羽」の教訓（若原キヌコ）
p112-141 都市計画と安全・安心のまちづくり
p112-117 都市計画のパラダイム転換を（安藤元夫:近畿大学理工学部）
p118-119 復興都市計画の強行決定をどうみるか : 「二段階都市計画決定」とは何だったのか（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p120-121 震災復興土地区画整理事業一〇年の課題 : 須磨区千歳地区連合まちづくり協議会（浅野弥三一）
p122-123 密集住宅市街地整備促進事業の評価と積極的活用を（安藤元夫:近畿大学理工学部）
p124-125 難渋する巨大再開発 : 震災復興には不向き（塩崎賢明:神戸大学工学部、兵庫県震災復興研究センター）
p126-131 神戸市の「協働と参画」条例 : 市民からの対案(オルタナティブ)（高田富三:市民版参画条例研究会）
p132-133 住民を守る立場から大震災の教訓を生かすために : 東京の都市づくりを考える（大屋鍾吾:国土問題研究会）
p142-165 個人の救済
p142-147 最低生活の確立と人と人との輪が、暮らしを紡ぐ（金持伸子:日本福祉大学）
p148-149 仮設住宅内での孤独死を防止するために（伊佐秀夫:伊佐クリニック希望）
p150-151 震災一〇年 弱者は救われたか : 復興公営住宅に見る高齢者対策の今（安田秋成:阪神・淡路大震災被災者ネットワーク）
p152-153 震災法律扶助を受けた裁判（山内康雄:自由法曹団兵庫県支部）
p154-155 火災保険金・火災共済金支払請求訴訟が市民に教えたもの（山内康雄:自由法曹団兵庫県支部）
p156-157 震災で唯一の国家賠償請求訴訟 : 阪神高速道路倒壊事故・萬事件（山内康雄:自由法曹団兵庫県支部）
p158-159 中小商工業者の立ち上がりに何が必要か（勝部志郎:兵庫県商工団体連合会）
p160-161 中小商工業者の救援・復旧の運動とまちづくりへの貢献（勝部志郎:兵庫県商工団体連合会）
p162-163 被災小中商工業者のなりわいを見限ってきた一〇年（武貞直人:兵庫県商工団体連合会）
p164-165 雇用保障はいっそうの充実を（松村和一郎:兵庫県労働組合総連合）
p166-191 人間の復興 : 医療・福祉・教育・文化・歴史
p166-167 早期救出・援護へ 平素から緊急車の指定を（村上宏:神戸大学）
p168-169 震災直後の地域の医療課題の変化と対応（広川恵一:兵庫県保険医協会、広川内科クリニック）
p170-171 危機管理と被災地での開業保険医の課題（広川恵一:兵庫県保険医協会、広川内科クリニック）
p172-173 震災一〇年、今何を学ぶべきか（宮崎隆吉:宮崎クリニック）
p174-175 被災患者支援と、民間医療機関への公的支援（高山忠徳:兵庫県保険医協会）
p176-177 学校は子どもの安心と成長の拠点 : 緊急時の避難所運営の主体を明確に（池見宏子:神戸市立稗田小学校）
p178-179 「教育復興担当教員」が配置されてわかったこと : 少人数学級の実現で、ゆきとどいた教育が（池見宏子:神戸市立稗田小学校）
p180-181 存在理由を問われた文化・芸術 : 対照的だった行政と民間の対応（平田康:京都橘女子大学）
p182-183 被災地の芸術復興を支えたアート・エイド・神戸（平田康:京都橘女子大学）
p184-185 市民文化が育つために（島田誠:ギャラリー島田、アートサポートセンター神戸）
p185 被災中小商工業者の苦悩 : コラム（勝部志郎:兵庫県商工団体連合会）
p186-187 被災地の歴史遺産保全とその活用（奥村弘:神戸大学文学部）
p188-189 震災資料の収集・保存・活用と災害についての市民文化の形成（奥村弘:神戸大学文学部）
p190-191 ぜいたく・歌舞音曲は敵だったのか?（高田富三:市民版参画条例研究会）
p192-205 復興の仕組み
p192-196 震災復興計画と下河辺委員会 : 開発主義イデオロギーと計画テクノクラートの破綻（広原盛明）
p197 「自助・共助・公助」について : コラム（出口俊一:兵庫県震災復興研究センター、兵庫県労働運動総合研究所、立命館大学、阪南大学）
p198-199 金融機関は機能したか（遠藤勝裕:日本証券代行）
p200-201 経済復興の問題点（遠藤勝裕:日本証券代行）
p202-203 「自力再建層」に重くのしかかるローン : 「居住安定支援制度」はスタートしたけれど（菊本義治:兵庫県立大学経済学部）
p204-205 「復興基金」終了後の支援策の方向（出口俊一:兵庫県震災復興研究センター、兵庫県労働運動総合研究所、立命館大学、阪南大学）
p206-255 地震、防災、環境
p206-211 兵庫県内市町地域防災計画に関するアンケート調査結果（増田紘:兵庫県自治体問題研究所）
p212-217 危機管理と防災（室崎益輝:消防研究所）
p218-233 震災の研究と地震防災
p218-219 わが国の地震の調査・研究体制 : 大震災の以前と以後（水野浩雄）
p220-221 震度7とはどんな揺れか（清野政明）
p222-223 政府による「地震危険度地図」の作成とその効用（水野浩雄）
p234-239 地盤と地震被害
p234-235 迫り来る地震後の土砂災害 : 危険箇所に住宅が建設（田結庄良昭:神戸大学発達科学部）
p236-237 地震被害に大きな影響を与える地下水位（田結庄良昭:神戸大学発達科学部）
p238-239 丘陵地でも液状化 : 谷埋め盛土の悲劇（田結庄良昭:神戸大学発達科学部）
p240-249 防災と環境保全を考えた技術利用を
p242-243 震災の教訓に逆行する神戸空港建設（西川榮一:神戸商船大学、兵庫県震災復興研究センター）
p244-245 神鋼一四〇〇MW石炭火力建設、これも震災復興か（西川榮一:神戸商船大学、兵庫県震災復興研究センター）
p246-247 新幹線は直下型大地震に備えよ（安部誠治:関西大学商学部）
p248-249 神戸港の現状（柳澤尚:兵庫県労働運動総合研究所）
p250-255 膨大な震災廃棄物
p252-253 震災廃棄物による大気汚染と健康影響（後藤隆雄）
p254-255 膨大な震災廃棄物の処理・処分 : 震災ゴミの教えたもの（藤永延代:おおさか市民ネットワーク）
p256-278 被災者支援とボランティア
p256-257 救援から世直しボランティアへ（岩崎健一）
p258-259 大震災があぶりだした国の責任とボランティアのあり方（岩崎健一）
p260-261 被災者の人権の実現と防災のための国際連帯（岩崎健一）
p262-263 被災地NGO協働センター（村井雅清:被災地NGO協働センター）
p264-265 ボランティアと一〇年（田中保三:兵庫商会、まちコミュニケーション・御蔵学校）
p266-267 神戸復興塾・まちづくり研究所 : 複眼の思想と行動（野崎隆一:神戸まちづくり研究所）
p268-269 ボランティア元年から一〇年への「週末ボランティア」覚書 : 勤め人や学生のための「週末ボランティア」（東條健司:週末ボランティア）
p270-271 「阪神・淡路まちづくり支援機構」はこんな団体です（永井幸寿:兵庫県弁護士会災害復興等支援委員会）
p272-273 自治体労働者の専門性を発揮した救援活動（畦布和隆:兵庫県自治体労働組合総連合）
p274-275 被災者の生活・住宅・営業再建・公的支援実現求めて : 阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議の一〇年（岩田伸彦:阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議）
p276-277 全国災対連の結成とその後の取り組み（今中正夫:災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会）
p278 震災を奇貨とした新長田の巨大再開発の見直しを : コラム（出口俊一:兵庫県震災復興研究センター、兵庫県労働運動総合研究所、立命館大学、阪南大学）
p279-297 緊急報告 : 台風災害・新潟県中越大震災
p288-289 新潟県中越地震と阪神・淡路大震災 : 震度7は日本のいたるところで起こりうる（清野政明）
p290-294 中越大震災は「高齢社会型震災+孤立社会型」だったのか(中越大地震と阪神・淡路大震災との違い)（上田耕蔵:神戸協同病院）
p298-300 あとがき（西川榮一:神戸商船大学、兵庫県震災復興研究センター）