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2000年

震災-15-76

雨が降る中「菅原市場」が解体されます。この菅原市場は1920年（大正9年）5月に設立されましたが、震災で37店舗全てが焼失しました。震災から4ヶ月後の5月25日、焼け跡に立てられたプレハブの仮設市場で営業が再開。東西の入口に揚げられた看板がマスコミに大きく報道され、復興の象徴として注目を浴びました。しかし長引く不況などで相次ぎ廃業、残った5店舗が共同出資でスーパーを建設するために、解体されることになりました。市場は消えても渥美清さん主演の「男はつらいよ 虎次郎紅の花」の映画の中には、あの「菅原市場」の看板がいつまでも生きています。ちなみに今日で震災から5年5ヶ月。