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https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100475827
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179
件
(
2025-05-04
13:40 集計
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メタデータID
0100475827
資料種別
video
タイトル
車移動 旧北淡町 室津~富島【インタビューあり】
クルマイドウ キュウホクダンチョウ ムロツ~トシマインタビューアリ
作成者
作成者名
神子素孝輝
所属機関
所属機関名
サンテレビ淡路総局駐在カメラマン
作成者名
[サンテレビ制作]
シリーズ名
阪神・淡路大震災関連映像
ハンシンアワジダイシンサイカンレンエイゾウ
収録物名
阪神淡路大震災 素材テープ1715
ハンシンアワジダイシンサイソザイテープ1715
巻
1715-3
出版者
[サンテレビ]
発行日
1995-01-17
内容記述
午前8時ごろ 県道31号(福良江井岩屋線)淡路サンセットライン(室津2362付近から北へ) 消防団員が火をたいて集まっている。漁船が見える
室津八幡神社前 家が崩れている。軽トラックに覆いかぶさる。
室津八幡神社(淡路市室津1860) 社殿が倒壊 車も押しつぶされている
民宿太田荘(淡路市室津2433) 北方向の旧道は建物が崩れて通れず/なぎさ呉服店の看板
神子素カメラマン「大丈夫でしたか?皆?」住民「人間の方はあまり。みなさんまるで…」神子素カメラマン「向こうの方は被害はないですか?人間の方は?」住民「人間の方はあんまり。けがくらいの程度であったんちゃうか」
室津八幡神社(淡路市室津1860) 瓦が落ちている、建物が崩れている様子
淡路市室津2433から旧道を北方向に歩く/右側 1階が崩れた家「魚音荘」と書かれた看板/その隣に松田商店(淡路島牛乳の看板)
神子素カメラマン「どうです?人大丈夫でしたか?」住民「人間は案外何もなかったんやけどな。家はどこもかも皆アウトや。間入ったところは全然」カメラマン妻「これ(先に)行かれへんな?」住民「行かれへん。通られへんわ。どないもしゃーないわ」住民「もうこの道こんなんやけど。ちょっと中入ったらもう全滅や。中入ったらぺしゃんこの家ばっかりや」
つぶれた瓦屋根の家 住民「ここ行けんのか?」住民「通られへん」住民「あかんか」
つぶれた瓦屋根の家が道をふさぐ/向かいにパーマ新田の看板(淡路市室津2502)
神子素カメラマン「どないですか?人大丈夫でしたか?」住民「人間は皆自分で出てきて」神子素カメラマン「大丈夫やったん?」住民「うん」神子素カメラマン「ほな良かったな」
住民「オオズミさんとこちょっと用事あって 行かれへん。すごいね。西行くほどどうかなっている」
室津八幡神社(淡路市室津1860) 前に住民が集まっている 住民「うわーほんまによ。雪降ってきたわ」住民「この辺が1番ひどいな。ひどいんちゃう?」神子素カメラマン「ひどい。今郡家行ってきたけど郡家は…」住民「ここからもうちょっと上もきついよったな」神子素カメラマン「郡家はもうこれ以上やわ」住民「郡家、あっそう」住民「浅野な。浅野もごっつい言ったな」住民「浅野も富島もきつい」住民「富島が東の方が」住民「富島がごっつい言ったな 震源地みたいに。どこが震源地?」/時より雪が降っている ⇒浅野・富島方面へ向かう
県道31号淡路サンセットラインから海手方向 育波地区を撮影 サイレンが鳴り響く 瓦屋根が落ちた家々 淡路市育波158-1近辺/青い屋根の建物は淡路市育波95付近/屋根が壊れた家々(育波公民館を過ぎた辺り)
いちじろう(淡路市富島)の看板 「これより3K」と表示 神子素カメラマン「行って行って」「行こう行こう行こう」 右側の崩れた瓦工場(庄司瓦店:淡路市斗ノ内431-2)
斗ノ内地区の家々 屋根が崩れた家々 ほとんどの家の屋根瓦が落ちている 斗ノ内川を通る 橋を通る時にカメラが揺れる
浅野地区の家々
車を降りて竹内家具の前辺りから撮影 (淡路市斗ノ内) 北から南へパーン ほとんどの家の屋根瓦が落ちている/ヘリコプターが上空を飛んでいる浅野地区の
淡路市斗ノ内59から車を進める 屋根の瓦が落ちている家々と完全に倒壊している建物
午前8時半~9時ごろ富島地区に入る/消防車両が南方向に走り去る/若仲寿司(淡路市富島985)の看板/富島漁港と明石行き高速船のりば(西淡路ライン)の看板
左側は旧北淡町役場(淡路市北淡事務所):淡路市富島401 パトカーが止まっている 神子素カメラマン「何かあったんかな」「ストップ」
車を止める(淡路市富島25-41辺りか) 清雅荘の看板
傾いた精肉店の建物 崩れた家々 ヤマザキパンの看板/タバコ屋さんの前から歩いていく/消防団員や住民が多数集まっている
神子素カメラマン「この辺被害どうなんですか?」消防団員「ごっついな。ひどいわ」神子素カメラマン「ひどい?人はどうですか?」消防団員「いやだいぶ(死者が)いっとる。20人か30人くらいちゃうか。今のところ。まだ救助しとれへんやん」神子素カメラマン「けがしとるん?」消防団員「死んどる。死んどる人間がもうそれくらいおるんちゃうか」
消防車両のサイレンが鳴り響く 淡路信用組合富島支店(淡路市富島1877)前 北淡町消防団分団長 高田一夫(たかたかずお)さん 神子素カメラマン「どないです?被害状況は?」高田さん「被害はほんまにこの旧道はもう全壊ですわ。こっち、死者がだいぶ出て今もユンボ建設業組合からユンボ出してもらったんやけどな。もう触れらん状態で。今もわし1人亡くなったからな、役場の方へ安置場所を」神子素カメラマン「生き埋めの状態で」高田さん「生き埋めの状態が。けが人がものすごいな。100からいくんちゃうか。死者もまだ生き埋めみたいな状態で出てこれなあれやからな。今確認したところ、5~6人死者が出とるんやけどな」
がれきだらけの道路を歩いていく/大崎造船所(淡路市富島758) 木造の建物が崩れている
瓦屋根の家が崩れている 奥に見えるのはかんぽの宿
道路まで傾いている家 消防車両が北の方向へ走る
県道31号(福良江井岩屋線)淡路サンセットラインから(富島郵便局 淡路市富島1433)を右に曲って細い路地へ 傾いた建物
南北の細い旧道 北側が倒壊して道をふさいでいる。南側も建物が崩れたり、割れた瓦などが道に崩れている。消防団や住民たちが歩いてくる
富島漁港の海側から倒壊した家/消防団や住民たちによる救出活動 富島観音堂(淡路市富島1531)よりもやや北側の場所/がれきをかき分けて生存者を探す消防団員たち
住民「神戸もだいぶいっとるん(壊れている)?」神子素カメラマン「神戸の方は僕わからへん。こっちやから」 救急車の音が鳴る 神子素カメラマン「これもうだいぶ前に声しよった?」住民「1時間半くらいかな。声って1時間ってずっと励ますために何べんも言うて、声も出んようになったのはほんのすぐ、ちょっと前やねん。うん」
大きながれきを大勢で取り除く/住民が消防団員に話に行く 住民「はさまれとるんやって返事あったんやけどな」消防団員「おっちゃんこっちや言うただぁ?」住民「この辺りでな返事しよったんやけどな」住民「全然今返事ないんやな」
【つぶれた家の隣の酒屋さんインタビュー】神子素カメラマン「おばちゃんとこ大丈夫やった?けが人とかな?」店の女性「うん私とこはな」神子素カメラマン「隣大変やね」店の女性「あかんな。全滅や。富島みんなやで。うちの妹のおばあさんら死んでん」神子素カメラマン「どこの?」店の女性「ハマグチ言うて。みな電話かかってきてな。なんかものが落ちてきたんやな。つぶれて。かわいそうに。お通夜にもこりゃ行かれへん。葬式もできへんわなこんなん。見て。これ家の中わやくちゃや。台所もどこも。家の中もあれ。閉めてしまわれへんやろ。」神子素カメラマン「もうどうしようもないな」店の女性「どうしようもないな。全滅や富島は。ちゃう?」神子素カメラマン「そうやね。全滅屋根。もう古いところは全部だめやわ」店の女性「だめやわ、埋まっとるわ。助けてくれ言うてな。まだ私この家つぶれらんで良かったわ」
注記
動画ファイル
(動画メンテナンス中) 館内限定で公開しています。
権利情報
Copyright (c) SUN-TV
二次利用に関する問い合わせ先 サンテレビジョン:078-360-0330
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出版地
[神戸]
発行国
ja
言語
Japanese (日本語)
大きさ
13分18秒
位置情報
位置情報(点)
経度
134.927859
緯度
34.545744
位置情報(自由記述)
淡路市室津2362~富島
淡路市富島
位置情報(点)
経度
134.87932610852144
緯度
34.5206948921456
位置情報(自由記述)
室津八幡神社(淡路市室津1860)
撮影時間帯
午前8時~9時ごろ
分類
1. 地震災害一般
受入日
2021-12-03
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