神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00055848

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メタデータID
00055848
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
効率賃金仮説と二重労働市場
コウリツ チンギン カセツ ト ニジュウ ロウドウ シジョウ
その他のタイトル
Efficiency Wage Hypothesis and Dual Labor Market
著者
著者名
中谷, 武
Nakatani, Takeshi
ナカタニ, タケシ
所属機関名
神戸大学大学院経済学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
187(4)
ページ
45-58
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2003-04
公開日
2009-02-26
抄録
長期雇用と高賃金の一次労働市場と短期雇用と低賃金の二次労働市場かちなる二重労働経済において,実質賃金率と賃金格差の変動を理論的に検討する。モデルの特徴は,一次労働の実質賃金率については効率賃金仮説が有効であり,二次労働市場では実質賃金率が競争的に決まると想定することである。結論として,二つの労働の代替弾力性が需要弾力性を上回り,同時にある上限を超えないならば,一定の条件の下で,一次労働と二次労働の実質賃金率が共に低下し,同時に賃金格差が拡大することを示す。
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌 ＞ 187巻 ＞ 187巻4号（2003-04）
紀要論文