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https://doi.org/10.24546/00055879
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00055879 (fulltext)
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1.29 MB
18
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メタデータID
00055879
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
不完全国家の理論に向けて : アフリカと経済開発研究の盛衰
フカンゼン コッカ ノ リロン ニムケテ アフリカ ト ケイザイ カイハツ ケンキュウ ノ セイスイ
その他のタイトル
Toward the Theory of Imperfect State : Africa and the Rise and Fall of Economic Development Studies
著者
著者名
高橋, 基樹
Takahashi, Motoki
タカハシ, モトキ
所属機関名
神戸大学大学院国際協力研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
188(3)
ページ
57-79
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2003-09
公開日
2010-02-24
抄録
アフリカの貧困に対処するための新しい開発経済学が求められている。合理的経済人と市場の遍在を理論的前提とする新自由主義的思潮の席巻は,従来の開発経済学の役割を不要にしたかに見えた。しかし,不完全市場の理論や,主体の複雑な意思決定メカニズムへの注目は開発のミクロ理論の発展をもたらした。また外部経済性,規模の経済性,収穫逓減などの理論は開発経済学を再生させたとも評価されている。これらの新しい開発経済学は政府の役割を強調するのが一般的であるが,政府・国家・制度の理論としては十分でない。新古典派を超克しようとして新しい政治経済学を目指したベイツは,結局のところ合理的経済人の枠組みから外れることができず,アフリカ国家の理論を築くことはできなかった。センの提案する人間の選択の要素の多様化は,政府・国家・制度の理論を含む新しい開発研究の進展に寄与するもので,開発経済学の再検討にとって示唆するところが大きい。
カテゴリ
国際協力研究科
国民経済雑誌
>
188巻
>
188巻3号(2003-09)
紀要論文
関連情報
NAID
110000445319
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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