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https://doi.org/10.24546/00055892
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00055892 (fulltext)
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740 KB
48
メタデータ
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メタデータID
00055892
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
名目GDPターゲティングと為替レートの変動
メイモク GDP ターゲティング ト カワセ レート ノ ヘンドウ
その他のタイトル
Nominal Income Targeting and Exchange Rate Variability
著者
著者名
小林, 照義
Kobayashi, Teruyoshi
コバヤシ, テルヨシ
所属機関名
名古屋大学経済学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
188(6)
ページ
1-16
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2003-12
公開日
2009-02-26
抄録
本稿は,開放経済モデルを用いて名目GDPターゲティングの持つマクロ経済安定化効果を考察する。このモデルでは,為替レートの変動は交易条件の変化を通じて国内の消費者物価や生産量に影響を与える。そのため中央銀行は,予期せぬ為替レートの変動が国内経済に及ぼす不確実性を軽減しなければならない。本稿で得られる主な結論は次の通り。第1に,名目GDPターゲットに置くウェイトを適切に設定することで,生産量に持続性がある場合に発生する状態依存型インフレ・バイアス(state-contingent inflation bias)を完全に解消することが可能である。第2に,開放経済の下では交易条件の変動に関わる安定化バイアス(stabilization bias)が発生するが,適切な中央銀行家を採用することにより,国内供給ショックへの反応だけでなく交易条件ショックへの対応も最適化される。第3に,生産量の持続性が比較的強い場合には,「リベラル」な中央銀行家が望ましくなる可能性がある。
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
188巻
>
188巻6号(2003-12)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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