神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00056202

このアイテムのアクセス数:46件（2024-10-08 08:38 集計）

閲覧可能ファイル 

ファイル フォーマット サイズ 閲覧回数 説明
00056202 (fulltext) pdf 588 KB 24

メタデータ

ファイル出力

メタデータID
00056202
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
賃金主導型経済と利潤主導型経済の動学的特性について
チンギン シュドウガタ ケイザイ ト リジュン シュドウガタ ケイザイ ノ ドウガクテキ トクセイ ニツイテ
その他のタイトル
On the Dynamic Properties of a Wage-led Economy and a Profit-led Economy
著者
著者名
浅田, 統一郎
Asada, Toichiro
アサダ, トウイチロウ
所属機関名
中央大学経済学部
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
197(1)
ページ
35-49
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2008-01
公開日
2013-04-01
抄録
本稿では，賃金主導型経済(実質賃金率の増加が総有効需要の増加をもたらす経済)と利潤主導型経済(実質賃金率の増加が総有効需要の減少をもたらす経済)の動学的特性を，生産と雇用が有効需要に依存して決定されるケインジアンの高次元マクロ動学モデルを用いて検討する。本稿の特徴は，賃金フィリップス曲線と価格フィリップス曲線を別個に定式化し，これら 2つのフィリップス曲線によって実質賃金率の動きが決定されることである。システムの動学的安定性・不安定性が 2つのフィリップス曲線の調整係数，諸変数の変化に対する投資の反応度，金融政策を特徴づけるパラメータ一等の若干の重要なパラメーターの値に依存して決まることが，解析的に示され，解析結巣の経済学的合意が論じられる。
カテゴリ
国民経済雑誌 ＞ 197巻 ＞ 197巻1号（2008-01）
紀要論文
関連情報
NAID
110006612741　CiNiiで表示