神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00178071

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メタデータID
00178071
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
RAPD分析及びサザンブロット解析によるニホングリの品種識別と系統分類について
RAPD ブンセキ オヨビ サザン ブロット カイセキ ニヨル ニホングリ ノ ヒンシュ シキベツ ト ケイトウ ブンルイ ニツイテ
その他のタイトル
Identification and Relationship of Japanese Chestnut Varieties by RAPD and Southern Blot Analysis
著者
守本, 裕美子 ; 島田, 武彦 ; 尾崎, 武
著者名
守本, 裕美子
Morimoto, Yumiko
モリモト, ユミコ
著者名
島田, 武彦
Shimada, Takehiko
シマダ, タケヒコ
著者名
尾崎, 武
Ozaki, Takeshi
オザキ, タケシ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学農学部研究報告
巻(号)
22(2)
ページ
63-69
出版者
神戸大学農学部
刊行日
1997-01-30
公開日
2006-09-15
注記
本文ファイルは、国立情報学研究所CiNiiより提供されたものです。
抄録
ニホングリの類縁関係を明らかにするためにRAPD分析法・サザンブロット解析法を適用した。RAPD分析法では得られた多型をもとにクラスター分析によりデンドログラム・数量化理論第3類により散布図を作成した。すべてのニホングリを識別することができた。ニホングリとチュウゴクグリの系統において,デンドログラム・散布図の双方にかなりの差が見られた。また'シバグリ'(1)の変異は比較的大きくシバグリ内にも変異があるものと思われた。シバグリと栽培品種の類縁関係を明確にすることはできず,今後はさらに多くの品種・系統を供試していく必要があると考えられた。サザンブロット解析でも今回供試した酵素・プローブの組み合わせでは多型はほとんど得られず,シバグリと栽培品種の類縁関係を明らかにすることはできなかった。またわずかに得られた多型に種や分布地域などの特異性を関連づけることはできず,ニホングリにおける葉緑体DNAの変化は小さいものと思われた。
Japanese chestnuts (Castanea crenata Sieb. et Zucc.) were used for RAPD (random amplified polymorphic DNA) and Southern blot analysis to estimate genetic variation. RAPD analysis provided enough DNA polymorphisms to identify all varieties. Both dendrogram and scattergram indicated Japanese and Chinese chestnut varieties were distantly related. Though some variations were found in native chestnut, 'shibaguri', we could not characterize shibaguri and cultivars. In Southern blot analysis only two RFLPs were yield in 18 endonuclease-probe combinations, indicating that there were small variation of chloroplast DNA (cpDNA) in Japanese chestnut. The sufficient results were not obtained here to discuss the relationship between cultivars and shibaguri.
カテゴリ
神戸大学農学部研究報告 ＞ 22巻 ＞ 22巻2号（1997-01-30）
紀要論文
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NAID
110000410416　CiNiiで表示