メタデータID |
|
アクセス権 |
|
出版タイプ |
|
タイトル |
|
|
その他のタイトル |
|
著者 |
|
|
|
|
|
言語 |
|
収録物名 |
|
巻(号) |
|
ページ |
|
出版者 |
|
刊行日 |
|
公開日 |
|
注記 |
|
抄録 |
稈長の異なる水稲2品種を条交互作し, 混植がそれぞれの品種の形質, 並びに収量に及ぼす影響を検討した。長稈品種としてはTKM-6(早)(TKM)及びCO-13 (CO)を, 短稈品種としては水原258号(水原)を供試した。栽植密度は30cm×16cm(20.8株/m^2)とし, 施肥量は無肥料と慣行施肥の2レベルとした。出穂期においては, 短稈品種の草丈は混植によって長くなった。茎数, 葉身重及び茎重は, 施肥及び組合せ品種に関係なく, 混植によって長稈品種では増加し, 短稈品種では減少した。無肥料における葉面積は, 混植によって, 長稈品種では増加し, 短稈品種では減少した。施肥した場合には, 葉面積はいずれの品種も混植によって増加した。SLAは, 施肥及び組合せ品種に関係なく, いずれの品種でも混植によって増大した。TKMと水原とを混植した場合のLWRは, 施肥の有無に関係なく, 混植によって短稈品種では増大した。COと水原との混植では, 長稈品種のLWRは, 施肥の有無に関係なく, 混植によって減少した。短稈品種のLWRは無肥料では混植によって減少したが, 施肥すると逆に増大した。成熟期においては, 短稈品種の稈長は, 概して混植によって長くなった。穂長は, TKMと水原との混植では, 施肥の有無に関係なく, TKMでは混植によって長くなったが, 水原に対する影響は小さかった。COと水原との混植では, 無肥料の場合には, 水原の穂長は混植によって減少した。穂数, もみ重及びわら重は, 施肥及び組合せ品種に関係なく, 混植によって長稈品種では著しく増加し, 短稈品種では減少した。一穂もみ数は, TKMと水原とを混植した場合, TKMでは施肥の有無に関係なく, 混植によって増加したが, 水原の一穂もみ数は, 混植によって無肥料では減少し, 施肥すると増加した。COと水原との混植における一穂もみ数は, 水原では施肥の有無に関係なく, 混植によって減少した。精もみ1,000粒重は, 施肥条件下でTKMと混植した水原において減少した。もみ/わら比は, 無肥料におけるTKM及び施肥した場合のCOでは, 混植によって大きくなり, 施肥した場合の水原では, 組合せ品種に関係なく, 混植によって小さくなった。
|
|
カテゴリ |
|
|
関連情報 |
|