神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00227228

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メタデータID
00227228
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ナスの第1花の着生節位に及ぼす子葉摘除の影響(園芸農学)
ナス ノ ダイ1カ ノ チャクセイ セツイ ニ オヨボス シヨウ テキジョ ノ エイキョウ
その他のタイトル
EFFECT OF REMOVAL OF COTYLEDON ON NODAL POSITION OF FIRST-FLOWER IN EGGPLANT
著者
石田, 薫 ; 飯尾, 重博 ; 佐伯, カオル
著者名
石田, 薫
Ishida, Kaoru
イシダ, カオル
著者名
飯尾, 重博
Iio, Shigehiro
イイオ, シゲヒロ
著者名
佐伯, カオル
Saheki, Kaoru
サエキ, カオル
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学農学部研究報告
巻(号)
14(2)
ページ
307-311
出版者
神戸大学農学部
刊行日
1981-01-30
公開日
2006-09-15
注記
本文ファイルは、国立情報学研究所CiNiiより提供されたものです。
抄録
本実験は子葉が花芽形成に関係し, その役割を終える時期の苗の発育段階を明らかにするため行なわれた。そのため, 子葉は発育の異なる4段階で摘除された。そして, 子葉の摘除が本葉の葉面積の増加, 第1花の着生節位までの葉数, 花芽分化期および第1花着生節位などに及ぼす影響について調査した。それらの結果は次のように要約される。1. 子葉を発育の早い段階で摘除された植物は無摘除植物にくらべて, 第1葉の葉面積の増加が著しく抑制され, 葉数が増加し, 花芽分化期が遅れ, 第1花の着生節位は高かった。2. 子葉を発育の遅い段階で摘除された植物は第1葉の葉面積の増加を抑制する程度が少なく, 葉数, 花芽分化期および第1花の着生節位などは無摘除植物との間に差がなかった。3. 子葉を発育の早い段階で摘除した植物は第1花を本葉4枚時に, 子葉を発育の遅い段階で摘除した植物は無摘除植物と同様に第1花を本葉3枚時に分化した。
The present study was carried out to ascertain the role of cotyledon for differentiation of the first flower in eggplants. The cotyledons were removed at various developmental stages. The results obtained were as follows. 1. When the cotyledons were removed at the early stages of development of plants, the increase in the first and second leaf areas were inhibited markedly and the number of leaf initiated below the first-flower node increased and the flower-bud differentiation occured late and the first-flower formed at high node compared with the control. 2. When the cotyledons were removed at late stages of development of plants, the number of leaf, the time of flower-bud differentiation and the nodal position of the first flower were similar results to the control. 3. The removals of cotyledon at early and late stages of plant development resulted in the disserentiation of the first flower-bud at the 4th leaf expansion and 3rd leaf expansion stages, respectively.
カテゴリ
神戸大学農学部研究報告 ＞ 14巻 ＞ 14巻2号（1981-01-30）
紀要論文
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NAID
110001062690　CiNiiで表示