神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/00405982

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メタデータID
00405982
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
地震時における盛土斜面の残留変位量算定手法に関する研究
ジシンジ ニオケル モリド シャメン ノ ザンリュウ ヘンイリョウ サンテイ シュホウ ニカンスル ケンキュウ
その他のタイトル
Estimation method for permanent displacement due to earthquake on embankment slope
著者
沖村, 孝 ; 鳥居, 宣之 ; 小役丸, 治男 ; 玉田, 和也 ; 豊福, 亮
著者名
沖村, 孝
Okimura, Takashi
オキムラ, タカシ
著者名
鳥居, 宣之
Torii, Nobuyuki
トリイ, ノブユキ
著者名
小役丸, 治男
Koyakumaru, Haruwo
コヤクマル, ハルオ
著者名
玉田, 和也
Tamada, Kazuya
タマダ, カズヤ
著者名
豊福, 亮
Toyofuku, Ryo
トヨフク, リョウ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学都市安全研究センター研究報告
巻(号)
7
ページ
1-8
出版者
神戸大学都市安全研究センター
刊行日
2003-03
公開日
2007-04-17
抄録
我が国の傾斜地や丘陵地では宅地盛土斜面が数多く施工されており，このような斜面の地震時における安定性を評価することは重要であり，兵庫県南部地震以降，地震後の残留変位量により評価する方法が模索されている．本研究では，地震応答解析を用いて残留変位量に影響するパラメータの把握を行った．その結果，地震動強さ，地振動の周期成分において盛土の固有周期からある一定幅の周期成分帯が特に残留変位量に影響することが分かった．そこで，地震動強さ，周期成分帯を考慮できるパラメータとしてSIAを定義した．残留変位量との関係を調べた．その結果， SIAが大きくなるに従い残留変位量も大きくなり， SIAは残留変位量を評価する指標として有効であると考えられる．
In Japan, embankment slopes have been widely constructed for housing sites; it is important then, to evaluate the stability of such slopes during earthquake. Since the Kobe earthquake, some methods for evaluating the stability of the slope using the permanent displacement have been studied. In this research, we studied some parameters that influenced permanent displacement on the embankment slope by using the Seismic Response Analysis. As the results, it was found that earthquake intensity and the periodic ingredient belt of the natural period of embankment slope to a certain fixed width influenced permanent displacement. SIA was defined as a parameter which can take into consideration earthquake intensity and a periodic ingredient belt. We investigated a correlation between SIA and permanent displacement. SIA was effective parameter for evaluating permanent displacement on embankment slope.
キーワード
盛土斜面
残留変位量
周期成分
地震動強さ
カテゴリ
神戸大学都市安全研究センター研究報告 ＞ 7号（2003-03）
紀要論文
関連情報
NAID
110000941255　CiNiiで表示
URI
http://www.rcuss.kobe-u.ac.jp/publication/publication.html