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https://doi.org/10.24546/0100476849
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16_1_03 (fulltext)
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587
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メタデータID
0100476849
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
竹内常一の生活指導論における「ケア」の変遷
Transition of “Care” in Tsunekazu Takeuchi's Theory of the Life Guidance
著者
著者名
星川, 佳加
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
16(1)
ページ
19-29
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2022-09-30
抄録
本研究では、生活指導における「ケア」の規定を明らかにするために、生活指導の理論的指導者であり実践分析において「ケア」という語を用いてきた竹内常一の「ケア」について考察する。竹内は2000年頃「教育」が権力的に再規定される状況下で「ケア」に着目し始めた。その際「ケア」は「他者の内なる声」に「心を配る」こととされた。その後「生活指導におけるケアと自治」の「完成版」において「ケア」は「ありのままに見守」り「まるごと受け容れる」ことと定義し直され、「自治」の手段かつ目標として「集団づくり」に位置づけられた。この変化の妥当性を問い直すために、鈴木実践に対する竹内の5本の論考における「ケア」に関する記述を検討した。2012年頃「ケア」は「出会い」としての「対話」であり他者の「呼びかけ」に「応答」することであるとされたが、次第に「対話・討論」や「自治的公共」が実践分析に持ち込まれた。その結果、「対話・討論」における「対話」と、「出会い」としての「対話」という異なる現象が混同され、本来結びつかない概念や理論が接続可能であるように描かれるという問題が生じた。それゆえ竹内の生活指導論における「ケア」は、「完成版」より前の論考に依拠し「言葉にならない思いや願いへの応答」とすることが妥当であるとわかった。
キーワード
ケア
竹内常一
生活指導
対話
出会い
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
16巻
>
16巻1号(2022-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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