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https://doi.org/10.24546/0100476855
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16_1_07 (fulltext)
pdf
1.53 MB
321
メタデータ
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メタデータID
0100476855
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
マックス・ウェーバーと〈意味〉の地平 : 科学主義とシュタムラー法哲学とのはざまで
Max Weber and the Horizon of “Meaning” : Between the philosophy of law by R. Stammler and scientism
著者
著者ID
A0554
研究者ID
1000080324896
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=8aa2cb5194845c47520e17560c007669
著者名
橋本, 直人
ハシモト, ナオト
Hashimoto, Naoto
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
16(1)
ページ
73-82
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2022-09-30
抄録
マックス・ウェーバーの理論形成に関して、彼の論文「R. シュタムラーによる唯物史観の『克服』」の重要性はしばしば指摘されるが、その含意が十分に解明されたとは言いがたい。その理由の一つは、批判相手であるシュタムラーが今では半ば忘れられた存在となっていることにある。そこで本稿は、シュタムラー自身の問題関心にさかのぼることで、ウェーバーによるシュタムラー批判の意味を検討する。 シュタムラーの理論は歴史法学批判に始まる。その焦点は、科学主義の流入により法学が雑多な経験的知識の混沌に陥ったことにある。彼が「因果科学」と「目的科学」とを区別したこともこの問題関心から理解できる。だが、こうしたシュタムラーの理論は、社会科学を経験的分析から切り離してしまうことをも意味した。これに対しウェーバーは、一方で科学主義への批判を共有しつつも、シュタムラーの「目的科学」を批判して経験的な社会科学を切り開こうと試みた。そしてその批判を通じてウェーバーが見出したのが、経験的・因果的な〈意味〉の地平なのである。その後、この地平の上に、彼の理解社会学が形成されていくこととなる。 このように理解できるならば、ウェーバーの理論形成は科学主義/反科学主義の二項対立を超える試みとして、現代にもなお意義を持つと言えるだろう。
キーワード
Max Weber
Rudolf Stammler
ドイツ社会学
法哲学
科学主義
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
16巻
>
16巻1号(2022-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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