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https://doi.org/10.24546/0100476907
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21_03 (fulltext)
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2.16 MB
448
メタデータ
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メタデータID
0100476907
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
一次過程的思考反応とグラフィック・ロールシャッハ法デジタル版の描画反応からみた芸術家の創造的退行のありようについて
On the Creative Regression of Artists from point of view Primary Process Response and drawing responses to the Graphic Rorschach Digital version (GRD)
著者
著者名
清原, 舞子
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
21
ページ
7-16
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2022-02-28
抄録(自由利用可)
本研究の目的は、①芸術家の言語表現における一次過程的思考反応(Primary Process Response:以下PPR)をHoltの「一次過程スコアリングシステム(PRIPRO)」によって算出しその特徴を明らかにすること。②グラフィック・ロールシャッハ法デジタル版(GRD)の描画反応から「ブロット―概念間のバランスのとり方」をPPRにおいて評定し、一次過程への退行と二次過程への進展のバランスのとり方を精細に検討し創造的退行のありようを示すことである。その結果、PPRの総反応数が全体の平均値で8.8(SD7.41)であり、一般正常群と比較して総反応数が多いがバラつきもみられた(range:0-24)。さらにPPRの各反応において最も多くの芸術家が示したのは「自閉的明細化(AuEl1)」と「自己関連づけ(SR-1)」であった。またPPRとGRDの関係においては、「性的/口唇的反応内容(L1)」のみ<バランス優位>の有意性がみられたP<.05)。一方、<AuEl1>では<バランス優位>が有意に低く、<概念優位>が圧倒的に高くみられた(P<.01)。さらに、先行研究 では コントロールに関して一致した結果は得られてこなかったが、GRDの描画反応とPPRの言語表現を比較することで、一次過程から二次過程へのバランスのとり方をみる新たな視点となった。
キーワード
芸術家
創造的退行
グラフィック・ロールシャッハ法デジタル版
一次過程的思考
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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21巻(2022-02-28)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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