神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100478454

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メタデータID
0100478454
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
通常の学級における知的障害特別支援学級在籍児童の授業参加 一『学び合い』・自由進度学習を取り入れる学級の事例研究一
著者
著者ID
A2453
著者名
古村, 真帆
コムラ, マホ
Komura, Maho
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
SNEジャーナル
巻(号)
27(1)
ページ
97-117
出版者
​日本特別ニーズ教育学会（SNE学会）
刊行日
2021
公開日
2023-02-03
抄録
本研究の目的は、インクルーシブ教育の視点から、『学び合い』・自由進度学習を取り入れる通常の学級において、知的障害特別支援学級に在籍し、同学年の学習に困難を抱える児童がどのように授業に参加をしているのか検討することである。小学3年生の通常の学級（うち、2名が知的障害特別支援学級に在籍）を対象に参与観察や担任教師へのインタビュー調査を実施した。その結果、知的障害特別支援学級に在籍する児童は、担任教師等の個別支援がごく自然に実施され、一学年下の学習課題や、児童の興味関心に応じた課題など、他児童とは異なる学習課題に取り組んだりする姿や、友達から教えてもらいながら学習したりする様子が観察された。一方で課題としては、友達から教えてもらった答えをそのまま書く等、学習理解については十分とは言い切れないことや、対人面の発達が良好ではない児童の授業参加は少ない現状が挙げられた。教師や友達との関係性が深まるにつれて、授業参加が増える可能性があるため、長期的な視点で児童の発達を支援する重要性を述べた。
キーワード
インクルーシブ教育
知的障害特別支援学級
通常の学級
『学び合い』
自由進度学習
inclusive education
special needs classroom for intellectual disabilities
general education classroom
“learning each other"
self-paced learning
カテゴリ
人間発達環境学研究科
学術雑誌論文
関連情報
NAID
40022754727　CiNiiで表示