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https://doi.org/10.24546/0100479391
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2025-06-07
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0100479391 (fulltext)
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0100479391
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
音素に基づく性差判別の試み(再認) : BCCWJ の創作会話と CWPC の自然会話を比べて
その他のタイトル
A revalidation study of Discriminant Analysis of Gender Difference based on Phonemes between Fictive Speech and Spontaneous Speech
著者
著者名
中尾, 桂子
言語
Japanese (日本語)
収録物名
統計数理研究所共同研究リポート
巻(号)
465
ページ
105-117
出版者
統計数理研究所
神戸大学大学教育推進機構石川慎一郎研究室
刊行日
2023-03-10
抄録(自由利用可)
音象徴の観点で性差を分析した研究に触発され,波多野(1958)の著者推定追認(中尾,2021)を経て,会話に含まれる音素に基づき,創作会話と自然会話に含有される母音と子音の数から性差判別を試みた(中尾,2022)。中尾(2022)では『現日研・職場談話コーパス』(CWPC)からランダムに抜粋した文を自然会話とし,また,『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)の書籍レジスターの会話部分からランダムに抜粋した文を創作会話として,その含有音素数に基づいて判別分析を行ったが,その結果から,創作会話には使用音素の性質に基づいて性差が見られるとした。しかしながら,今回,中尾(2022)の調査方法を見直して再現したところ,性差判別では,明確な判別精度が得られるわけではないことが確認されるとともに,中尾(2022)の分析上の問題が考えられた。再認により,機能語に現れる母音,子音といった含有音素数のバランスでは,有意差,ならびに,文体的特徴の差を明示できるほどの精度を判別できるものではなく,音象徴的な印象には,単に含有数を見るだけではない別の方法を 検討する必要があること,また,音素だけではなく,別の要因が関係していることを踏まえて対象データの再検討を行うべきだと考えられた。
キーワード
創作会話
職場談話
性差
音素
判別分析
カテゴリ
統計数理研究所共同研究リポート(神戸大学石川慎一郎研究室刊行分)
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465号(2023-03-10)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
BN02360534
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