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https://doi.org/10.24546/0100479717
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2025-05-11
12:20 集計
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0100479717 (fulltext)
pdf
653 KB
282
メタデータ
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メタデータID
0100479717
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中世後期の祠堂銭運用について
その他のタイトル
A Study on the Use of Shido-sen in the Late Middle Ages
著者
著者ID
A2138
研究者ID
1000040314447
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=83763aedf3b5f216520e17560c007669
著者名
綿貫, 友子
ワタヌキ, トモコ
Watanuki, Tomoko
所属機関名
経済学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
227(3)
ページ
43-58
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2023-03-10
公開日
2024-04-01
抄録(自由利用可)
中世,主に禅宗寺院で行われた金融である祠堂銭の貸付・運用主体として先行研究が注目したのは京及びその近郊の土倉や禅家であったが,16世紀前期,大徳寺への祠堂銭寄進とその貸付・運用では寺内の塔頭や僧侶以外に多数の堺商人が関わっている。祠堂銭は,債権者に対し,①借用額②債権者に支払う利子(通常は,債務100文あたりの月利)③債権者の求めがあった際には直ちに元本を返済すること④債務者名⑤年月日⑥債権者である宛名を記した借用証相当の文書(②・③は略されることも)を提出して借用し,その運用により得た利子(②に相当,場合によっては②に若干加算分)を数か月分まとめて債権者である寺院の納所(ないし出納管理者)に納め,運用の必要を終えた元本は返済された。借用した祠堂銭の使途は寺内の塔頭や僧侶の場合は修造費や日用の補填であったのに対し,堺商人の場合は貿易に代表される生業にかかる資金であったとみられる。彼らと祠堂銭寄進・貸付・運用の実態を通して中世後期の経済活動の一端を追究する。
キーワード
祠堂銭
大徳寺
松源院
堺衆
金融
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
227巻
>
227巻3号(2023-03-10)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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