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https://doi.org/10.24546/0100481706
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2024-04-29
05:51 集計
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0100481706 (fulltext)
pdf
1.56 MB
2,126
メタデータ
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メタデータID
0100481706
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
神戸大学のGPA 制度の課題について
Issues with the Grade Point Average System of Kobe University
著者
著者ID
A0405
研究者ID
1000030202394
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=48128a5f85959217520e17560c007669
著者名
横小路, 泰義
ヨココウジ, ヤスヨシ
Yokokohji, Yasuyoshi
所属機関名
工学研究科
収録物名
大學教育研究
巻(号)
31
ページ
175-191
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2023-03
抄録(自由利用可)
本論文ではまずGPA 制度導入の経緯と他大学のGPA 制度を概観したのち、本学の現行のGPA 制度が持ついくつかの問題点とその解決策について筆者の私見を述べる。その要点は、以下の5 項目に集約される。(i)離散型GP によるGPA を本格活用するのであれば、 GP の境界を意識した採点方式とする覚悟が必要であり、それが難しい場合は連続型GP とするべきである。(ii)本学での改正後のGP 計算方式により、素点とGP との関係が非線形となりさらなる問題を生み出した。他により良い方式がないかを再考すべきである。(iii) GPA 制度を本格活用する前に、まずは単位の実質化を念頭に置いて、今一度卒業要件を見直す必要がある。(iv)各授業科目のGP の分布状況や受講者数を教員間で公開することで、結果的に授業科目間でのGP の分布の差が解消されたり、DP に整合した授業内容への見直しがなされたりするような「自己組織的な統御性能の発揮」が期待できる。(v)学生が今後の学修計画にフィードバックできるようにするための評価指標として、GPA は最も現実性の高い評価指標の一つである。本学でも現状のGPA 制度の問題点に向き合い、それらを解決していこうとする覚悟が必要である。
カテゴリ
工学研究科
大學教育研究
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31号(2023-03)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
言語
Japanese (日本語)
ISSN
1340-8550
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NCID
AN10452935
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