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https://doi.org/10.24546/0100482197
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2025-02-28
22:07 集計
)
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説明
22_03 (fulltext)
pdf
1.19 MB
632
メタデータ
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メタデータID
0100482197
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
トラウマに対する自己非難的帰属研究の国外文献レビュー
A review of Self-Blame Attribution for trauma in International Literature
著者
著者名
勝間田, 冬華
著者ID
A0498
研究者ID
1000000230730
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=a2b1175f7898fc7d520e17560c007669
著者名
吉田, 圭吾
ヨシダ, ケイゴ
Yoshida, Keigo
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
22
ページ
7-15
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2023-02-28
抄録(自由利用可)
本稿の目的は 1979 年から 2022 年までの,トラウマに対する自己非難的帰属( Self blame attribution に関する国外の研究動向をレビューし,今後の展望を論じることである。 Janoff Bulman 1979 )が行動の自 己非難( Behavioral Self blame )と特性の自己非難 Characterological Self blame )という 2 つの自己非難的帰属の枠組みを提起してから 40 年ほど経つが,本邦において,自己非難的帰属を主題とした研究はほとんどなされていない。一方で,自己非難的帰属がトラウマ経験による心理 的影響に大きく関わる可能性があることから,トラウマケアを考えるうえでは自己非難的帰属の理解が重要である。そこで,本稿では国外における自己非難的帰属の先行研究を概括し,動向を整理した。収集された 47 編の文献を検討した結果 ,従来の自己非難的帰属研究の特徴として, 1 )性被害に対する原因帰属に主な関心が置かれてきたこと 2 )量的な検討を中心に発展してきたこと, 3 )行動の自己非難の適応的機能に関する知見が一致していないこと 4 )自己非難的帰属が及ぼす影響に主な関心が置かれてきており,発生メカニズムについては未だ明らか になっていないことが示唆された。以上の結果から,今後は多様なストレス領域を対象にした検討,さらには発生メカニズムや 自己非難的帰属への 有効な介入方法の解明が必要であると考えられる。
キーワード
自己非難的帰属
行動の自己非難
特性の自己非難
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
>
22巻(2023-02-28)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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