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https://doi.org/10.24546/0100482201
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2025-07-02
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22_07 (fulltext)
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1.05 MB
516
メタデータ
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メタデータID
0100482201
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中高年期男性の夫婦関係と定年退職の関連について
The Relationship between Marital Relationships and Retirement among Middle-aged and Elderly Men
著者
著者名
濱田, 綾
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
22
ページ
42-47
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2023-02-28
抄録(自由利用可)
本研究は中高年期の定年退職という就労状況の変化の過程で,夫からの夫婦関係の認知と本人及び配偶者の就労状態の関連について検討した。対象者は定年退職制度がある勤務先に雇用されている,もしくは勤務先で定年退職を経験した配偶者のみと同居する 55 歳~ 72 歳の男性とし,株)クロス・マーケティングへ委託し,インターネット上での質問紙調査を行った。夫婦関係の認知の指標として結婚コミットメント尺度を用い,対象者及びその配偶者の就労状況との関連をみたところ,配偶者が無職であることが,愛情や信頼に基づく人格的コミットメントを高め ていた。結婚を道徳的に捉える規範的コミットメントについても,同様の結果が得られた。また,配偶者がフルタイムに従事している,または無職の専業主婦として家庭にいる場合には,引退した夫の役割を巡る葛藤が生じ,夫婦関係を手段とする諦め・機能的コミットメントが高くなると考えられた。本研究の結果から,本人だけでなく配偶者の就労状況が夫婦関係の認知へ影響することが示唆された。定年退職という過程で夫婦関係の認知に変化が生じ得ると考えられ,今後は配偶者を含めた統合的検討が必要であるといえる。
キーワード
中高年期
夫婦関係
定年退職
結婚コミットメント
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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22巻(2023-02-28)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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