神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/0100482202
このアイテムのアクセス数:
145
件
(
2025-04-26
10:41 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
22-08 (fulltext)
pdf
1.27 MB
441
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
0100482202
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ASDのある子どもに対する教師の実践の類型化 : 社会的相互作用に着目して
A typology of Teacher Practice for Children with ASD : Focusing on Social Interaction
著者
著者名
呉, 文慧
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
22
ページ
48-56
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2023-02-28
抄録(自由利用可)
ASD のある子どもは社会的相互作用・社会的コミュニケーションの持続的欠陥があり,教師たちは彼/女らに対しどのような実践を行えばよいのかについて関心を高めている。ここで注目されているのが,EBPである。 EBP についての研究は教師たちに多くの示唆を与えたものの,同時に多くの批判も生んだ。本稿では EBP に対する批判を概観した上で類型化し,今後の展望を提案した。結果として,まず EBP が,ASD 者は特定の能力の欠陥があるためにそれを補償する必要があると考える「欠陥―補償モデル」 の傾向があることが明らかとなった。そして,それを乗り越えるためのモデルとして,ASD 者と TD 者のコミュニケーション方略の合理性の差異を尊重する「差異―尊重モデル」 あるいは ASD 者と TD 者の社会的相互作用を成立させる能力の共通性を強調し,大人と子どもの協働を重視する通常教育との接合を重視する「共通性―協働モデル」,さらに大人と子どもが差異を孕みながらも協働して新たな知や主体を生成する「差異―協働モデル」,そ して ASD 者が TD 者との差異と共通性の輻輳性を生きていることを強調し,類縁性を基に協働する「輻輳性―協働モデル」(サイボーグ教育学)があることが明らかになった。最後に 「輻輳性 協働モデル」を今後さらに精緻化、展開していくことを提案した。
キーワード
ASD
EBP
社会的相互作用
社会的コミュニケーション
サイボーグ
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
>
22巻(2023-02-28)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る