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https://doi.org/10.24546/0100483206
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2025-07-20
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0100483206
pdf
441 KB
65
メタデータ
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メタデータID
0100483206
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
リバースサプライチェーンマネジメントへの買手寡占モデルの応用
その他のタイトル
Application of the Oligopsony Model to Reverse Supply Chain Management
著者
著者名
竹林, 幹人
著者ID
A0333
研究者ID
1000020345474
ORCID
0000-0001-9717-0687
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=ca04979bc9981952520e17560c007669
著者名
松井, 建二
マツイ, ケンジ
Matsui, Kenji
所属機関名
経営学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
227(5)
ページ
63-85
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2023-09-10
公開日
2024-10-01
抄録(自由利用可)
マーケティングや産業組織論の領域では,流通チャネルの競争環境を描写する目的で,売手寡占モデルが頻繁に用いられる。それと比較するならば,買手寡占モデルは用いられる機会がほとんど無い。本論文では,最終消費者への製品の販売経路となるフォワードチャネルではなく,使用済み製品の回収経路となるリバースチャネルの描写に買手寡占モデルが有効に用いられることを示す。このことを具体的に示すために,デュアルリサイクルチャネルと呼ばれる,直接回収チャネルと間接回収チャネルの2種類のリバースチャネルを利用することができる, 2 つのリサイクル業者間の買取価格競争モデルを提示する。既存研究ではフォワードチャネルを描写するために消費者による製品への「需要関数システム」が用いられてきたが,これとちょうど対照的に,リバースチャネルを描写するためには消費者による使用済み製品の「供給関数システム」を用いることが有用であることを示す。このモデルにより,リバースサプライチェーンを構成する各企業の利潤を求めることができ,その結果を,例えばチャネル選択の意思決定に利用できる。さらに,このモデルを企業の利潤だけではなく消費者厚生や社会厚生の分析にも用いることができることを示す。本論文の結果は,競合関係あるいは協調関係にある複数の企業を対象とするサプライチェーンマネジメントの研究で,買手寡占モデルを広範に利用できる可能性を示すものである。
キーワード
サプライチェーンマネジメント
リバースサプライチェーン
買手寡占
カテゴリ
経営学研究科
国民経済雑誌
>
227巻
>
227巻5号(2023-09-10)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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