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https://doi.org/10.24546/0100483329
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0100483329 (fulltext)
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1.46 MB
589
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0100483329
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
行動経済学を取り入れ,公共的・社会的課題解決力を育成する高等学校公民科「金融」の単元開発と実践
Development and Practice of Classes Related to Finance in High School Civics by Introducing Behavioral Economics for Fostering Problem Solving Ability about Social Issues
著者
著者名
大塚, 雅之
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
17(1)
ページ
43-52
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2023-09-30
抄録
本研究の目的は,金融に関わる公共的・社会的課題解決力を育成する高等学校公民科の授業 を開発し,その有効性を明らかにすることである。これまで公民科の金融教育に関しては学習内容 が実生活とのつながりを感じにくいものであることが指摘されてきた。また,公民科を含めた社会科 教育においては,市民的資質を育成する方法として課題解決策を提案する学習が重視されている。そ のため,行動経済学の研究成果であるナッジを取り入れることとした。そうすることによって,学 習者が実生活とのつながりをもって,公共的・社会的課題へむけた解決策の提案ができると考えたか らである。 行動経済学の研究成果は広く公共政策に取り入れられているにも関わらず,高等学校公民科の学 習指導要領や現行の教科書には行動経済学に関する記述は見られない。また,社会科経済教育では, ナッジを課題解決のツールとして活用し,課題解決策を提案させる授業は行われてきていない。授 業を開発し実践した結果,生徒はナッジの知識を活用し,実生活とのつながりをもって,具体的な課 題解決策を提案できた。開発した授業が課題解決策の提案能力向上に寄与するものであることが明 らかになった。本研究はこれまでの公民科における金融教育の課題を克服するものとして意義があ るといえる。
キーワード
高等学校
公民科
金融
ナッジ
公共的・社会的課題解決
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
17巻
>
17巻1号(2023-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
18822851
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eISSN
18825753
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NCID
AA12316357
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