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https://doi.org/10.24546/0100483330
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2024-11-04
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0100483330 (fulltext)
pdf
1.82 MB
2,256
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メタデータID
0100483330
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
通常の学級に在籍する発達障害のある児童に個別支援を実施する際の実践上の工夫 : 小学校教師への半構造化面接から
Practical Ideas for Providing Individualized Support for Children with Developmental Disabilities in Regular Classrooms: From Semi-Structured Interviews with an Elementary School Teacher
著者
著者ID
A2453
著者名
古村, 真帆
コムラ, マホ
Komura, Maho
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
17(1)
ページ
53-62
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2023-09-30
抄録
本研究の目的は,小学校教師が通常の学級でどのように発達障害児に対する個別の配慮や支 援を行っているか,実践上の工夫を検討することであった。小学校教師1名に半構造化面接を実施し, 1年生の事例を分析した。その結果,対象教師は,自閉スペクトラム症の診断がある児童に対し,別 室利用や座席の配慮などの個別支援を実施していた。対象教師は,児童の困り感に対する合理的な 配慮を行うことは「当たり前」であると考え,同学級の他の児童らには,対象児童の困難さや個別 支援を行う理由等を「オープン」に説明していた。加えて,児童の要求の全てを受け入れ,配慮を 実施するのではなく,他の児童との調整が必要な場面では,相互の思いを尊重する指導・支援を行っ ていた。以上を踏まえ,対象教師の指導・支援上の配慮の工夫を(1)自閉スペクトラム症児が感じ る困難さを本人に聞く,(2)個別支援を「当たり前」のものと考える,(3)個別支援の中で,同学 級の他児童との調整であることを意識する,(4)インクルーシブ教育において求められる通常学級 改革の重要性,の4つの視点から考察し,教育実践への示唆を述べた。今後の課題には,様々な特別 な教育的ニーズのある児童に対する事例や他の学年における教師の配慮や工夫を実践的に検討する 必要を挙げた。
キーワード
インクルーシブ教育
通常の学級
発達障害
個別支援
実践上の工夫
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
17巻
>
17巻1号(2023-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
18822851
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eISSN
18825753
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NCID
AA12316357
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