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https://doi.org/10.24546/0100485857
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(
2025-06-02
03:07 集計
)
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0100485857 (fulltext)
pdf
688 KB
216
メタデータ
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メタデータID
0100485857
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
キャッシュレス決済等に関する消費者余剰の計測と社会コストに関する研究
その他のタイトル
Research on the Consumer Surplus and Social Costs for Cashless Society in Japan
著者
著者ID
A1656
研究者ID
1000030229067
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=e4cfcdfe4437bc90520e17560c007669
著者名
藤原, 賢哉
フジワラ, ケンヤ
Fujiwara, Kenya
所属機関名
経営学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
227(6)
ページ
1-14
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2023-12-10
公開日
2025-01-06
抄録
政府の「キャッシュレスポイント還元事業」や新型コロナウィルスの感染流行を経て,わが国でも,キャッシュレス決済が普及しつつある。しかしながら,キャッシュレス決済が,わが国全体の経済厚生にどの様な影響を及ぼすのかについては十分な研究がなされていない。本研究では,消費者側の評価(Willingness to Pay)を調査するとともに,ネットワークコストを含めたキャッシュレス決済の経済厚生(社会コスト)について分析を行う。結論は以下の通りである。1)キャッシュレス決済に関する消費者の金銭的評価(WTP, Willingness to Pay)は,サンプル全体で合計すると正であるものの,消費者ごとのばらつきが大きい。キャッシュレス決済をよく利用する消費者では,キャッシュレス決済に対する金銭的評価が高い一方で,現金決済をメインに利用する消費者では,キャッシュレス決済に対する金銭的評価がマイナスとなっている。2)消費者の金銭的評価(WTP)の決定要因について回帰分析を行ったところ,世帯所得,決済金額,決済件数が,金銭的評価と正の関係にあることが観察された。また,IC カード,コード決済,クレジットカードの3つに分けて分析した場合,コード決済,クレジットカードでは,金額,件数ともに有意な正の関係が観察された。3)ネットワーク手数料について,決済件数およびチャージ件数をベースに算出を行った。また,「WTP-ネットワーク手数料」を被説明変数として回帰分析を行った場合,決済金額や決済件数については,正の符号が得られるものの有意性が大きく低下した。但し,コード決済については,正の符号の有意性が観察された。
キーワード
キャッシュレス決済
WTP
ネットワーク手数料
経済厚生
カテゴリ
経営学研究科
国民経済雑誌
>
227巻
>
227巻6号(2023-12-10)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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