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https://doi.org/10.24546/0100487708
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2025-07-16
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0100487708 (fulltext)
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0100487708
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ドイツ語学術論文の文体的特徴 : 品詞と語彙の使用に注目して
Stylistic Characteristics of German Academic Articles: Focusing on Usage of Parts of Speech and Words
著者
著者名
今道, 晴彦
言語
Japanese (日本語)
収録物名
統計数理研究所共同研究リポート
巻(号)
469
ページ
83-94
出版者
統計数理研究所
神戸大学大学教育推進機構石川慎一郎研究室
刊行日
2024-03-25
抄録(自由利用可)
本研究では,1980年代および2000年代以降に公表された5分野(哲学,言語学,法学,経済学,医学)の論文データを元に,(1)品詞,(2)語彙,(3)学術文章で多用されると考えられる動詞の使用傾向から,年代間および分野間の差異に着目しつつ,ドイツ語の学術論文の文体的特徴について検証した。その結果,近年,学術文章の作成が以前にも増して注目されるようになったものの,過去40年程度では目立った年代差は見られず,実証性の度合いによる分野間の差が最も大きいことが確認された。具体的には,品詞の調査により,実証的な学問分野ほど名詞を中心とする文体が特徴的であることが確認された。ただし,複雑な文構造を伴うものではないことも判明した。また,語彙の調査により,医学論文や経済学論文では,分析結果について言及する動詞や,数値の高低や頻度に関する形容詞などが多用され,哲学論文や言語学論文では,発話動詞,推量表現,一人称代名詞などが好んで使用されることが確認された。また,学術文章で多用されると考えられる動詞の調査では,これらの動詞は人文学分野および社会科学分野を想定して列挙された可能性が高く,医学論文では動詞の使用がより固定されていることなどが確認された。
キーワード
学術論文
文体的特徴
年代差
分野差
コレスポンデンス分析
カテゴリ
統計数理研究所共同研究リポート(神戸大学石川慎一郎研究室刊行分)
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469号(2024-03-25)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
BN02360534
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