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https://doi.org/10.24546/0100491701
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2025-05-28
13:47 集計
)
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説明
0100491701 (fulltext)
pdf
1.54 MB
75
メタデータ
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メタデータID
0100491701
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
大正期における副読本としての課外読み物論 : 『国語教育』を事例として
Views on Extracurricular Reading Material as Supplementary Reader in the Taisho Era:A Case of Kokugo Kyouiku(Japanese Teaching)
著者
著者ID
A0560
研究者ID
1000070346229
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail.html?systemId=2e0681dac2b2a4f5520e17560c007669
著者名
目黒, 強
メグロ, ツヨシ
Meguro, Tsuyoshi
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
18(1)
ページ
15-24
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2024-09-30
抄録
本稿では、最初期の教科教育雑誌で、保科孝一が主幹を務めた雑誌『国語教育』を取り上げ、第1巻第1号(大正5年1月1日)から第11巻第12号(大正15年12月1日)までの計130冊に掲載された課外読み物関連記事を検討した。その結果、以下の特徴が明らかとなった。一つ目の特徴としては、保科孝一に代表される課外読み物論のもとでは、副読本という社会的地位を付与することで教育的価値が認められた課外読み物を正統化したが、通俗読み物のみならず、芸術的児童文学・児童文化までをも排除するなど、課外読み物を分断していた点が挙げられる。二つ目の特徴としては、保科孝一の課外読み物論を基調としながらも、保科とは相容れない記事が掲載されるなど、課外読み物の捉え方には振幅が認められた点が挙げられる。その振幅は、副読本の国定化論から子ども本位の副読本論にまで及んでいた。主義主張の異なる記事の掲載を通して副読本としての課外読み物をめぐる論点を可視化することにより、『国語教育』は教科教育雑誌として課外読み物観の形成に寄与していたことが明らかとなった。
キーワード
課外読み物
副読本
保科孝一
『国語教育』
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
18巻
>
18巻1号(2024-09-30)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
18822851
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eISSN
18825753
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NCID
AA12316357
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