神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/0100491705
このアイテムのアクセス数:
646
件
(
2025-07-22
15:51 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
0100491705 (fulltext)
pdf
1.63 MB
918
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
0100491705
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
知的障害における障害受容と代替概念をめぐる研究の展望
Review of research on Disability Acceptance and alternative concepts among people with intellectual disability
著者
著者名
生田, 邦紘
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
18(1)
ページ
51-66
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2024-09-30
抄録
本研究の第1の目的は,障害受容の実証的研究と知的障害を対象とした障害受容の研究を比較することだった。その結果,障害受容に関する実証的研究は主に価値転換論の研究が主流となっている一方で,知的障害を対象とした研究では理論に基づいた研究がほとんどみられないことが明らかになった。その背景として,価値転換論を知的障害に適用できない可能性を指摘する研究を報告した。本研究の第2の目的は,障害受容の代替概念を整理し,それぞれ知的障害を対象とした研究をレビューすることだった。「障害認識」は,受障による喪失を経験しない障害に適用できるため,知的障害を対象とした研究も蓄積されてきた。しかし,障害受容と同様に社会を変容するという観点が不足していた。その点,「社会受容」は,社会が障害を受容することを志向した概念であり,関連した知的障害の研究も見られる。ただし,社会の規範意識については検討されていないという限界があった。社会受容の限界をふまえた「障害との自由」は,障害を否定的に捉える社会の規範意識の内面化を問題として,規範意識へのとらわれから自由になることを志向する概念である。しかし,概念に曖昧さがあるため,今後は当事者の語りを踏まえて,より精緻に議論していくことが必要である。そのために,知的障害を含めて様々な障害種を対象とした研究が待たれる。
キーワード
障害受容
障害認識
社会受容
障害との自由
知的障害
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
18巻
>
18巻1号(2024-09-30)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
18822851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
18825753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る