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https://doi.org/10.24546/0100494064
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2025-05-09
13:24 集計
)
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0100494064 (fulltext)
pdf
1.61 MB
26
メタデータ
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メタデータID
0100494064
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
インクブロット法を用いた幼児のシンボル表象発達に関する予備的研究
A Preliminary Study of the Development of Symbolic Representation in Young Children using the Inkblot Method
著者
著者ID
A0556
研究者ID
1000010335408
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail.html?systemId=a7e99f369163d659520e17560c007669
著者名
相澤, 直樹
アイザワ, ナオキ
Aizawa, Naoki
所属機関名
人間発達環境学研究科
著者ID
A1800
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail.html?systemId=e4f5f41d30fd8a35520e17560c007669
著者名
田中, 孝尚
タナカ, タカナオ
Tanaka, Takanao
所属機関名
附属学校部
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
18(2)
ページ
69-78
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2025-03-31
抄録
本研究では,シンボル表象の観点からロールシャッハ・インクブロット法を検討する目的で,幼児を対象とする予備的調査研究を実施した。対象は関西圏の大学附属幼稚園に通う幼児15 名であり,調査は10 枚のインクブロット図版を用いて一対一の個別法で実施された。得られたデータのスコア集計,ならびに,結果の質的な分析を通じて,各年齢の反応特徴と発達的変化を検討した。その結果,4 歳から5 歳にかけて明瞭な発達的な変化がみられた。すなわち,関わりの様態において感覚的で即座的な反応産出から,一定の時間をかけた「見立てる」過程が介在するようになるとともに,把握型では幼児に特有とされる全体反応の減少と正確な形体認知に基づく反応の増加が観察された。体験型においては4 歳のpure C 反応が減少し,色彩反応の特殊型の出現がみられた。一方,5 歳から6 歳にかけての発達的変化は複雑であった。関わりの様態では,「見立てる」過程の介在が反応数の増加をもたらす一方で,把握型ではむしろ正確な形体認知に基づく反応の減少が観察された。体験型では,赤色の反応決定への典型的な参加が認められた。全年齢にわたって運動反応の出現は限定的であった。今後は,多数の調査協力児を対象とする調査研究を通じて,上記の発達的特徴を検証する必要がある。
キーワード
ロールシャッハ・インクブロット法
シンボル表象
幼児期
投影法
心理発達
カテゴリ
人間発達環境学研究科
附属学校部
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
18巻
>
18巻2号(2025-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
18822851
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eISSN
18825753
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NCID
AA12316357
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