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https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100494141
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2025-05-12
11:57 集計
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0100494141 (fulltext)
pdf
977 KB
12
メタデータ
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メタデータID
0100494141
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
フェルディナント・グリムと古城の幽霊伝説 : ハインリヒ・フォン・クライストの「ロカルノの女乞食」を通して
その他のタイトル
Ferdinand Grimm and Ghost story in the old castle: Heinrich von Kleist’s “Das Bettelweib von Locarno”
著者
著者名
馬場, 綾香
言語
Japanese (日本語)
収録物名
年報Promis
巻(号)
3(1)
ページ
17-32
出版者
神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート
刊行日
2025-03-31
抄録(自由利用可)
「ロカルノの女乞食」(初出1810)はハインリヒ・フォン・クライストによる短編小説であるが、グリム兄弟(ヤーコプ・グリムとヴィルヘルム・グリム)の『子どもと家庭のメルヒェン集』(1812-57)に収録された類話「乞食ばあさん」(KHM150)への神話学的解釈を援用して伝承文学の系譜に基づいた読解がなされてきた。作家による作品と民間伝承との境界の不確かさは現在もなお議論を要する問題である。本稿ではヤーコプとヴィルヘルムの弟フェルディナント・グリムが『ドイツ及び諸外国の民間伝説とメルヒェン』(1820)に「ロカルノの女乞食」を民間伝承として収録したことについてその背景を含めて述べ、『子どもと家庭のメルヒェン集』における「乞食ばあさん」との違いについて論じる。フェルディナントの伝承集においてはグリム兄弟による神話学・伝承文学研究の知見を踏まえつつも、グリム兄弟とは異なる「伝説」としての価値が見出されていることを明らかにする。
キーワード
Ferdinand Grimm
Sage
Märchen
Heinrich von Kleist
Das Bettelweib von Locarno
カテゴリ
年報Promis
>
3巻
>
1号(2025-03-31)
紀要論文
関連情報
DOI
https://doi.org/10.60247/promis.3.1_17
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
2758-6626
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eISSN
2758-6634
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