神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/0100495451
このアイテムのアクセス数:
60
件
(
2025-05-28
03:15 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
0100495451 (fulltext)
pdf
779 KB
73
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
0100495451
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
日本の国立研究大学における上級TA 制度の課題
その他のタイトル
The challenges of Senior Teaching Assistant in the Research Universities in Japan
著者
著者ID
A0354
研究者ID
1000080281062
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail.html?systemId=7b834387f4f6b1ee520e17560c007669
著者名
近田, 政博
チカダ, マサヒロ
Chikada, Masahiro
所属機関名
大学教育推進機構
言語
Japanese (日本語)
収録物名
大學教育研究
巻(号)
33
ページ
99-116
出版者
神戸大学大学教育推進機構
刊行日
2025-03-31
抄録(自由利用可)
2010 年代以降、日本の多くの研究大学では、主として博士課程(後期課程)の大学院生を対象として、上級版のティーチング・アシスタント(以下、上級TA)制度を設けている。従来のTA が教育や学修支援の補助業務に限定されていたのに対して、上級TA 制度は大学院生が教壇に立つことを限定的ではあるが認めているという違いがある。本稿では、授業担当教員には認められているが上級TA には認められない権限は、シラバス作成、単独での授業実施、成績評定の3 点ではないかとの仮説を立てた。日本の主要国立研究大学の各種規程と公開情報について調査を行い、上記の仮説を検証した。調査の結果、上級TA の役割は、シラバス作成補助、特定科目の部分的な担当、レポート課題や試験などの採点などを認めている点で、従来のTA よりも一歩踏み込んだものとなっていることがわかった。ただし、現行の上級TA 制度には制約が多く、大学院生が大学教員ポストに応募する際に、教育歴として他大学から高く評価されるとは考えにくい。将来の大学教員を志望する大学院生を多く擁する研究大学には、彼らのキャリアを支援する上で、「大学での最初の教育経験」をどう提供できるかが問われている。
カテゴリ
大学教育推進機構
大學教育研究
>
33号(2025-03)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1340-8550
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AN10452935
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る