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https://doi.org/10.24546/80060004
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80060004 (fulltext)
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メタデータID
80060004
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
特性罪悪感と「甘え」および抑うつの関係
トクセイ ザイアクカン ト アマエ オヨビ ヨクウツ ノ カンケイ
その他のタイトル
The Relation between Trait Guilt ,“ Amae”, and Depression
著者
著者名
大西, 将史
Ohnishi, Masafumi
オオニシ, マサフミ
所属機関名
神戸大学大学院総合人間科学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
1(1)
ページ
25-34
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2007-11-09
公開日
2007-11-14
抄録
本研究の目的は,「甘え」および「抑うつ」「甘え」理論にもとづき,TGS(Trait Guilt Scale)で測定される不適応的な特性罪悪感と,の関連構造を検証することである。重回帰分析の結果にもとづいて構成したパス解析モデルについて分析を行ったところ,「甘え」尺度の「とらわれ」がTGSの全下位尺度に正の影響を及ぼしており,「とらわれ」が不適応的な特性罪悪感に正の影響を及ぼすという仮説が支持された。また,「精神内的罪悪感」が「抑うつ」に正の影響を,「関係維持のための罪悪感」が負の影響を及ぼしており,不適応的な特性罪悪感が「抑うつ」に正の影響を及ぼすという仮説は部分的に支持された。最後に,「とらわれ」が「抑うつ」に正の影響力を及ぼしていることから,「とらわれ」が「抑うつ」に直接的に正の影響を及ぼすという仮説が支持された。これらの結果は「甘え」理論を支持するものであるとともに,不適応的な特性罪悪感は単純に抑うつを高めるだけでなく,日本文化的特徴を有する「関係維持のための罪悪感」が「抑うつ」を抑制するという複雑な因果構造があることを示唆するものであった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
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1巻
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1巻1号(2007-11-09)
紀要論文
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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