神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81000805
このアイテムのアクセス数:
423
件
(
2025-05-15
12:57 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81000805 (fulltext)
pdf
701 KB
307
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81000805
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
オクノフィリア, フィロバティズム概念を用いたパーソナリティ理解についての一考察
オクノフィリア フィロバティズム ガイネン ヲモチイタ パーソナリティ リカイ ニツイテノ イチコウサツ
その他のタイトル
A study on personality understanding based on the concepts of ocnophilia and philobatism
著者
福井, 菜穂子 ; 日潟, 淳子 ; 吉田, 圭吾
著者名
福井, 菜穂子
Fukui, Naoko
フクイ, ナオコ
著者名
日潟, 淳子
Higata, Atsuko
ヒガタ, アツコ
著者名
吉田, 圭吾
Yoshida, Keigo
ヨシダ, ケイゴ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
2(1)
ページ
23-31
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2008-09
公開日
2008-12-04
抄録
本研究では,オクノフィリアおよびフィロバティズム(Balint,1959)という二つの対象関係概念を用いたパーソナリティ理解の視点を提示し,オクノフィリア・フィロバティズム・パーソナリティ尺度(OPP尺度)を作成して,現代人の対人関係の諸相をとらえることを試みた。その結果,「自足-庇護」「変化-安定」「放任-掌握」「独立-密着」の 4 因子からなる十分な信頼性と妥当性のあるOPP尺度が作成された。OPP尺度を用いて,一般大学生の対人関係の特徴を4因子の特性,および類型の2側面からとらえた結果,青年期におけるフィロバティズム,オクノフィリアの詳細な特性が明らかとなった。また,4因子によるクラスタ分析を行い,青年期の対人関係の特徴を類型的にとらえたところ,完全なフィロバティズム型は存在しないが,全体の約78%はいずれかの領域でフィロバティズム傾向を示していることが明らかとなった。しかし,それは単なる対人関係の希薄化というネガティブな側面ではなく,現代青年の傾向として,自立的で束縛されない対象関係の持ち方が多いということを意味する可能性が示唆された。Balintによるオクノフィリア,フィロバティズムという対象関係概念を用いることによって,その対人関係の諸特徴がより明瞭にとらえることが可能となった。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
2巻
>
2巻1号(2008-09)
紀要論文
関連情報
NAID
110006880693
CiNiiで表示
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る