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https://doi.org/10.24546/81000818
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81000818 (fulltext)
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454 KB
151
メタデータ
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メタデータID
81000818
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
自己愛(narcissism)概念の再検討に向けて : フロイトにおける視座の展開にてらして2
ジコアイ narcissism ガイネン ノ サイケントウ ニムケテ フロイト ニオケル シザ ノ テンカイ ニ テラシテ
その他のタイトル
Toward a reconsideration of narcissism : Freud's view point and the change of the concept 2
著者
著者ID
A0556
研究者ID
1000010335408
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=a7e99f369163d659520e17560c007669
著者名
相澤, 直樹
Aizawa, Naoki
アイザワ, ナオキ
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
2(1)
ページ
149-158
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2008-09
公開日
2008-12-04
抄録
本稿では,相澤(2008)における試みの継続として,自己愛に関係する論考が多く含まれるフロイトの著作に着目して,そこに推定されるフロイトの視座と自己愛概念の変遷について検討した。その結果,「自伝的に記述されたパラノイア(早発性痴呆)の一症例に関する精神分析的考察」ならびに「ナルシシズム入門」から「集団心理学と自我の分析」にいたる自己愛に関する記述を考察したところ,フロイトの視座の重点が「自我から対象」に移行するにつれて,一次的な自己愛と自体愛の区別が重要視されなくなる変化がみうけられた。このことは,自己愛におかれていた自我の萌芽としての意義が,対象との同一化の過程に譲り渡されたものと推定された。しかしながら,後期の著作「自我とエス」を検討したところ,フロイトのその後の視座の変遷は,「自我から対象」への移行として単純化してとらえることが困難であることも示された。以上のことから,フロイトの自我(自分)を重視する視座が自己愛概念の形成に結びついていたことが一定程度示唆された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
2巻
>
2巻1号(2008-09)
紀要論文
関連情報
NAID
110006880712
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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