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https://doi.org/10.24546/81001013
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81001013 (fulltext)
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263
メタデータ
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メタデータID
81001013
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
新たな自己愛人格尺度の作成
アラタナ ジコアイ ジンカク シャクド ノ サクセイ
その他のタイトル
Development of the new narcissistic personality scale
著者
著者名
原田, 新
Harada, Shin
ハラダ, シン
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
2(2)
ページ
25-32
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2009-03
公開日
2009-05-11
抄録
本研究の目的は,理論的には重視されているものの既存の自己愛尺度では測定できない,不適応的な自己愛の誇大性や,自己愛的な共感性の欠如を測定しうる新たな自己愛人格尺度を作成することであった。そして,Kernbergの理論に基づき,「誇大性」と「自己関心・共感の欠如」の2下位概念を設定し,Kernbergの述べる自己愛の臨床的特徴やDSMの記述などを反映させる項目を作成した。探索的因子分析の結果から仮定通りの2因子が得られ,両因子のα係数は十分に高い値であった。また確認的因子分析の結果からは,許容範囲の適合度が示され,構成されたモデルは妥当であることが示された。また,弁別的妥当性,収束的妥当性,併存的妥当性の3つの観点から妥当性の検討を行った。その結果,「誇大性」はどの観点からも妥当性が示されず,不適応的な自己愛を測定しているとはいえかった。一方,「自己関心・共感の欠如」は全観点からの妥当性が示され,また誇大・過敏の両側面に関わる概念であることを示唆する結果が得られた。以上のことから,今後の課題として「誇大性」については測定方法自体を慎重に再検討する必要性が挙げられ,「自己関心・共感の欠如」については今後この概念を用いて自己愛の適応・不適応の観点や誇大・過敏の観点を包括的に研究していくことが挙げられた。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
2巻
>
2巻2号(2009-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110007041612
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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