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https://doi.org/10.24546/81001022
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81001022 (fulltext)
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512 KB
40
メタデータ
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メタデータID
81001022
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ライフサイクル第9段階の適応としての「老年的超越」-奄美群島超高齢者の実態調査からの考察-
ライフ サイクル ダイ9ダンカイ ノ テキオウ トシテノ ロウネンテキ チョウエツ アマミ グントウ チョウコウレイシャ ノ ジッタイ チョウサ カラノ コウサツ
その他のタイトル
Gerotranscendence as an adjustment outcome in the ninth stage of life cycle : a case study of the oldest old in the Amami Archipelago
著者
著者名
冨澤, 公子
Tomizawa, Kimiko
トミザワ, キミコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
2(2)
ページ
111-119
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2009-03
公開日
2009-05-11
抄録
本研究の目的は、ライフサイクルの第9段階の適応課題とされる「老年的超越」(Gerotranscendence)の形成について、奄美群島超高齢者を対象とし調査から明らかにすることであった。その結果、奄美群島超高齢者は暮らし向き、生活満足感、地域愛着度が高く、日常行動は多様で楽しみごとも多く、老いた感はあるが孤独感、無視、余計者と感じる割合は低く、健康状態が普通以上の人は百歳を目指し、生きた証を子や孫に残したいなど、前向きでポジティブな生があった。その背景には馴染んだ生活環境からくる隣人、家族らに対する信頼感の高さが上げられる。これらからはEriksonの示唆する基本的信頼感が超高齢期を生きる力であることの実証がされた。一方、「老年的超越」の回答からは各項目の認識度の高さが示され、因子分析の結果からは、「宇宙的超越」、「自我超越」、「執着超越」 からなる3因子が導かれた。重回帰分析の結果からは、「宇宙的超越」 は老い感が高く、行動能力が髙くなると低下すること、「執着超越」は自立度が低くなると低下するなどの関連が明らかにされた。「老年的超越」 は年齢とともに高次に至るというわけではないが、第9段階をサクセスフルに生きるうえでの適応課題であることや地域の癒しの効用が示唆された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
2巻
>
2巻2号(2009-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110007041603
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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