神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://hdl.handle.net/20.500.14094/81001498
このアイテムのアクセス数:
478
件
(
2025-05-14
12:34 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81001498 (fulltext)
pdf
934 KB
779
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81001498
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
解離性同一性障害の精神療法 : 終結3症例を通して(VI.原著論文)
その他のタイトル
The psychotherapy of dissociative identity disorder : Three cases that were successfully terminated
著者
著者名
細澤, 仁
Hosozawa, Jin
ホソザワ, ジン
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学保健管理センター年報
巻(号)
23
ページ
73-82
出版者
神戸大学保健管理センター
刊行日
2003-04
公開日
2010-04-01
注記
本文ファイルは、国立情報学研究所CiNiiより提供されたものです。
抄録
解離性同一性障害の終結3症例を提示し,精神療法という観点から考察を加えた。解離性同一性障害患者との精神療法過程においては,以下の二つの次元の転移に注意を払う必要がある。(1)幼小児期に患者が外傷を経験したとき,その外傷を消化する能力,つまり自然治癒能力を発揮できないような心的あるいは外的要因が中核的葛藤となり,治療関係に転移されるということ。(2)外傷により精神病水準の不安が維持され, 投影同一化を介して治療関係の内外に立ち現れるということ。それぞれの転移に対する治療上の留意点として,(1)には転移解釈,直面化,明確化を用いて, 患者が解離という機制で否認することなく,治療関係に転移された中核的葛藤をワークスルーすることを助けること,(2)には精神病水準の不安を治療者が治療関係のなかで「生き残る」ことを通して抱えること,以上二つの次元の作業が解離性同一性障害患者の精神療法に必要であると主張した。
キーワード
Dissociative Identity Disorder
psychotherapy
trauma
central conflicts
psychotic anxiety
カテゴリ
紀要論文
関連情報
NAID
110007124066
CiNiiで表示
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0915-7417
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AN10086065
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る