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https://doi.org/10.24546/81002990
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81002990 (fulltext)
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1.66 MB
97
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メタデータID
81002990
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中年期の時間的展望と死に対する意識の関連 : 時間的態度による年代別の検討
チュウネンキ ノ ジカン テキ テンボウ ト シ ニ タイスル イシキ ノ カンレン ジカン テキ タイド ニ ヨル ネンダイ ベツ ノ ケントウ
その他のタイトル
The relationship between the time perspective and the consciousness of death in middle ages
著者
著者名
日潟, 淳子
Higata, Atsuko
ヒガタ, アツコ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
4(2)
ページ
123-128
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2011-03
公開日
2011-06-07
抄録
中年期には死の気づきが精神的な葛藤を生じさせる一方で,時間の尊さへの新たな感謝の意識ももたらすという発達の両面的な刺激となるとされる。そのため,死に対する意識は中年期における時間的態度と関連することが示唆される。したがって,本研究では中年期における時間的態度と死生観との関連を年代別に検討した。その結果,40歳代では死後の世界を信じることや寿命を運命として受け入れることと過去の自己の受け入れが関連した。また,死と向き合うことが現在や未来へのポジティブな態度と関連することが示された。50歳代においては,過去に対して後悔やとらわれを抱くことと死への恐怖・不安,死からの回避が正の相関を示し,死に向き合うことにより過去への固執が低減される可能性が示唆された。60歳代では,現在に対する空虚感と未来に対する不安感や消化という態度が死に対する回避的な意識と関連した。死の恐怖に苛まれたり,死ぬことを人生からの解放としないために,現在に人生の蓄積感を得ながら,自分磨きというような自己の内面にむけた生への取り組みを行うことがより必要となる時期であることが示唆された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
4巻
>
4巻2号(2011-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110008436631
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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