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https://doi.org/10.24546/81003437
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81003437 (fulltext)
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857 KB
43
メタデータ
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メタデータID
81003437
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
沖縄集落の日常的実践がもつ社会教育的意味に関する一考察 : 字誌の沖縄戦記録を手がかりに
オキナワ シュウラク ノ ニチジョウテキ ジッセン ガ モツ シャカイ キョウイクテキ イミ ニ カンスル イチコウサツ ジシ ノ オキナワセンキロク ヲ テガカリ ニ
その他のタイトル
A remark on the meaning of practices in everyday life as a process of adult learning at villages in Okinawa Islands : Through the analysis of life histories, printed in Azashi, on experiences under the Battle at Okinawa.
著者
研究者ID
1000080162840
著者名
末本, 誠
Suemoto, Makoto
スエモト, マコト
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(1)
ページ
39-51
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2011-09
公開日
2011-11-01
抄録
本論文は沖縄の小集落が独自に編集する、「字誌」と呼ばれる印刷物に収録された戦争体験記録を手がかりに、沖縄のシマ社会が有する日常的実践の社会教育的意義を明らかにしようとする。ここでは字誌を、フランスで議論されている「共同のライフヒストリー」と捉えることを通じて、ライフヒストリー研究の観点を分析の過程に導入した。「本土」復帰後に活発化した、住民の沖縄戦での体験を記録しようとする活動の中でも、字誌に収録された記録は独特の特徴をもっている。同じ地域誌ではあっても、字誌は自治体史などとは異なり集落に限定された狭い世界を対象にするため、「何でもあり」という自治体史には見られない戦争体験の記述が可能になっている。本論文ではその体験記録の分析を通じて、戦争体験を記録する場合の観点が多様であること、シマとしての集合体験を記録し住民に世代を超えて知らせようとする意図に基づいていること、「何でもあり」の世界が自治体史には見られないような率直な情動の動きを表現に付与する記録が多いこと、戦場での様々な人生のありようを介した多様で多彩な事実の発見があること、これらの体験を基に語りの過程には自らの人生の意味を探求しようとする意志が作用して、それが住民から見た沖縄戦についての判断を生んでいることなどを明らかにする。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻1号(2011-09)
紀要論文
関連情報
NAID
110008677106
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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