神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81003904
このアイテムのアクセス数:
93
件
(
2025-05-18
14:58 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81003904 (fulltext)
pdf
1.24 MB
62
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81003904
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
米国学校改革における「スモールスクール」の理論的展望 : K.ストライクによる新たな提起を素材として
その他のタイトル
The Theoretical Perspective for the Idea of Small Schools for School Reform in U.S.
著者
著者名
榎, 景子
Enoki, Keiko
エノキ, ケイコ
著者名
山下, 晃一
Yamashita, Koichi
ヤマシタ, コウイチ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(2)
ページ
55-64
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-03
公開日
2012-05-28
抄録
本稿は、米国学校改革における潮流の一つの「スモールスクール」運動をめぐって、その理念の現代的再構築および新たな意義の提唱を試みる教育哲学者ケネス・ストライク(Kenneth Strike)の議論を対象に、それがどのような内容を持ち、いかなる意義を見出しうるのか、解明することを課題としている。彼の議論は単に小規模化を志向するものではなく、教育活動の成立を左右する学校での人間関係に焦点を当て、その刷新の方向性を模索している。小規模性とそれを基礎づける教育理念の相互連関を自覚的に追究している点で、教育における規模の問題を見つめ直す手がかりを与えるものであり、今日最も重要な議論の一つと言える。その基本的な構図は、現代米国の知性軽視的風潮や、学校における生徒のアノミー・疎外的状況に対して、卓越性の基準に依拠して教育専門家が展開する「真正の教授」の下での「教育プログラム」が、「規模」と「人間関係の質」と、ガバナンスを含む「組織的構造」の3点に支えられるような構造を持つ「教育的コミュニティ」によって対峙するものとして把握できる。これを実現するプロジェクトとして位置づけられるのが、スモールスクールである。そこではスタンダードによる強制や興味関心による選択とは異なる、新たな学校改革が模索されていると見るべきである。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻2号(2012-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110009500581
CiNiiで表示
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
eISSN
1882-5753
OPACで所蔵を検索
CiNiiで学外所蔵を検索
NCID
AA12316357
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る