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https://doi.org/10.24546/81003907
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81003907 (fulltext)
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1.80 MB
70
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メタデータID
81003907
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
教師-保護者間の関係構築に向けた教員養成上の課題と実践 : 米国における試みに焦点を当てて
その他のタイトル
Challenges and Practices for Building Parent-Teacher Partnerships in U.S. Teacher Education
著者
山下, 晃一 ; 可児, みづき ; 榎, 景子
著者名
山下, 晃一
Yamashita, Koichi
ヤマシタ, コウイチ
著者名
可児, みづき
Kani, Mizuki
カニ, ミヅキ
著者名
榎, 景子
Enoki, Keiko
エノキ, ケイコ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
5(2)
ページ
85-94
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2012-03
公開日
2012-05-28
抄録
本稿は,米国教員養成制度において,教師-保護者間の関係構築に関する論題がいかに扱われ,教員志望学生に対してどのような実践が試みられているのか,その概要の解明を課題とする。米国でも学校-家庭-地域の連携が唱えられるが,その達成・充実のためには教員養成段階からの取り組みが不可欠との認識が高まってきた。背景には,教師をめぐる専門職スタンダード確立の動きの中で,教員養成の認証評価等においても,保護者と連携・協働できる資質や能力の形成を求める諸基準の存在が指摘できる。米国の教員養成担当者は従来の取り組み不足を反省して,各地で試行錯誤を展開してきた。一例として,教員志望学生に家庭訪問・地域訪問を通じて,保護者や児童生徒の生活実態への理解を深めさせ,連携の基盤を強化しようとする実践もある。だが,社会経済的要因等の規定力の強さから,無力感や罪悪感のみをもたらすおそれも残る。他方,保護者と教育目的を共有し,教育方法を協働的に探究・構築することを学生たちに促す授業実践もある。教師としての専門的権威を帯びる前の段階で,こうした経験が志望学生のアイデンティティ形成に織り込まれうる。そのことによって,学校教育固有の役割に即して,保護者との関係構築を目指すことのできる基礎的な資質・能力が育成されようとしている。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
5巻
>
5巻2号(2012-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110009500593
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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