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https://doi.org/10.24546/81005363
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81005363 (fulltext)
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88
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メタデータID
81005363
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ジャン・デュビュッフェによる審美的基準にみるアール・ブリュット - 反文化的思想に基づくmad artとの影響関係を視点として
その他のタイトル
Art Brut on the aesthetic basis of Jean Dubuffet - Influence Relations with Mad Art Based on Idea of the Counterculture as a Viewpoint
著者
著者名
田中, 美佳
Tanaka, Mika
タナカ, ミカ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
7(1)
ページ
77-86
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2013-09
公開日
2013-11-27
抄録
アール・ブリュットは,1945年にフランス人画家であるジャン・デュビュッフェ(1901‐1985)により定義されたアートであり,加工されていない「生」のという意味合いをもち,文化外に位置づけられる人々によって描かれたアートとして,伝統的な絵画である西洋美術に対峙された。しかし,伝統的な美術テクニックである遠近法や正確な模写を用いずに描かれる作品には,こどもの絵や少数部族の描画も含まれることを示唆しており,その表現形式は多様性という形容詞で表わされ,一定した審美的基準を含有したアートとして認識されることが難しい。本論では,多様な表現を含むアール・ブリュットの審美的基準を,デュビュッフェの芸術的思想を辿りながら,アール・ブリュットの起点となった精神病者の描画(mad art)と1967年にアール・ブリュットの定義を精錬するために形成された補完的コレクションという分類,そしてデュビュッフェの作品を通して考察した。結果としてアール・ブリュットは,デュビュッフェの反文化的立場という思想を基に肯定される未開性や狂気を,西洋文化によって培われたアカデミックな手法を用いず,主題,画材料の選択,画面構成における転置の方法やリズム,書法という要素において,どのような創造性をもって表されるかを重視した表現であることが分かった。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
7巻
>
7巻1号(2013-09)
紀要論文
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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