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https://doi.org/10.24546/81005465
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81005465 (fulltext)
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65
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メタデータID
81005465
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
リチャード・ T・イーリーと革新主義期アメリカの民主主義
その他のタイトル
Richard T. Ely and American Democracy during the Era of progressivism
著者
著者名
秋田, 真吾
Akita, Shingo
アキタ, シンゴ
所属機関名
神戸大学大学院国際文化学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
27
ページ
1-17
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2014-03-25
公開日
2014-03-17
抄録
本稿では、経済学者リチャード・T・イーリーの思想を手がかりに、世紀転換期アメリカにおける民主主義のありかたについて分析を行う。南北戦争から世紀転換期にかけて、アメリカでは工業化の影響を受け、従来の独立自営農民、商工業者を主体とした経済から、企業体による経済へと移行しつつあった。その結果発生したのがいわゆる労働問題である。イーリーは古典派経済学、社会進化論の前提とする「自由放任」の思想を批判し、法制度による経済的条件の規定という、いわゆる制度派経済学の源流とされる理念を提唱した。本稿では、思想史的な手法を用いて初期イーリーの思想を考察することによって、革新主義期アメリカにおける経済改革の動きと民主主義の再生を志向する運動とが同じ担い手によって、同時期に発生したかについての考察を行った。結論として指摘できるのは、アメリカにおける民主主義の再生がコミュニティの構築を意味しており、法制度を通じた経済的条件の改善を唱導するイーリーにとっても、その法制度の改革を行い、労働問題を解決するためにコミュニティの構築が必須であったということである。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学
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27号(2014-03-25)
紀要論文
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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資源タイプ
departmental bulletin paper
eISSN
2187-2082
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