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https://doi.org/10.24546/81008553
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81008553 (fulltext)
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132
メタデータ
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メタデータID
81008553
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ジャン・デュビュッフェにみるアール・ブリュットの審美的基準II : 初期の反西洋文化としての表現から(1942-1952)
ジャン デュビュッフェ ニミル アール ブリュット ノ シンビテキ キジュン II : ショキ ノ ハンセイヨウ ブンカ トシテノ ヒョウゲン カラ 1942-1952
その他のタイトル
Art Brut on the aesthetic basis of Jean Dubuffet : His expression and idea of the forepart as anti-Western culture includes its aesthetic basis
著者
著者名
田中, 美佳
Tanaka, Mika
タナカ, ミカ
所属機関名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
8(1)
ページ
11-19
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2014-09
公開日
2014-10-28
抄録
アール・ブリュットは,1945年にフランス人画家であるジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901-1985)により精神病者の人々の描く作品(以下,mad art と称す)を起点として形成されたアートである。その後も様々な表現を有する作品が集められ,その結果一貫した特徴をもたず,多様性という言葉で表されるアートと認識されている。本論では,アール・ブリュットとデュビュッフェの関連性について先行研究をまとめた上で,デュビュッフェの反西洋文化を基にした芸術的思想と独自の表現から,アール・ブリュットへの審美的基準を考察した。その考察の対象となる期間は,デュビュッフェが本格的な画家としてスタートを切った1942年から,アール・ブリュットを形成した1945年,そして反西洋文化の芸術的思想についてアメリカ・シカゴ芸術クラブで講演した1951年を含む1952年までの10年間である。結果として,アール・ブリュットはデュビュッフェにとって独自の表現を確立する上で,不可欠な存在であり,反西洋文化の表現としての証明でもあった。そして,アール・ブリュットが観念的な現象であり,概念とする先行研究をふまえながらも,「人のかたちの模索」,「美の否定」,「モチーフを捉える視点」,「新たな技法」という4項目に,デュビュッフェが着眼した可能性の高いアートである,という考察に至った。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
8巻
>
8巻1号(2014-09)
紀要論文
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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