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https://doi.org/10.24546/81008912
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81008912 (fulltext)
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182
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メタデータID
81008912
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
アヴァンギャルドからプロレタリア芸術へ : 村山知義の芸術観における「断絶」と「連続」をめぐって
その他のタイトル
From Avant-Gardist into Proletarian artist: Discontinuity and Continuity in Tomoyoshi Murayama's view on art
著者
著者名
石田, 圭子
Ishida, Keiko
イシダ, ケイコ
所属機関名
神戸大学大学院国際文化学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
巻(号)
42
ページ
1-24
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2014-08
公開日
2015-06-18
抄録
「大正期新興美術運動」を牽引した村山知義(1901~1977)は、マヴォ(Mavo)のリーダーとして、美術をはじめ舞台演出、建築など数々の分野で華々しく活躍した。しかし、アヴァンギャルド美術家としての彼の活動期間はきわめて短く、村山は1920年代半ばにはプロレタリア演劇へと向かった。以来、「舞台」は彼にとって最も重要な活動の場となり、数多くの戯曲の執筆や演出を手掛け、戦後は日本の演劇界の重鎮として認められるに至った。したがって、村山は美術家としてよりもむしろ演劇人や文学者として長らく著名だったのであり、アーティストとしての村山が注目を浴びるようになったのは、大正期のアヴァンギャルド運動への研究が集中的に行われるようになってからのことである。それゆえに村山知義のイメージはアヴァンギャルド芸術家と左翼演劇人というふたつの像に引き裂かれている印象がある。本稿では、その二つの村山像を架橋すべく、「アヴァンギャルドからプロレタリア芸術へ」という村山の変化の経緯を追い、そこにいかなる「断絶」と「連続」があったのか、彼の思想と芸術理論および制作に即して詳らかにすることを試みる。また、その試みを通して当時の日本の前衛運動における西欧のアヴァンギャルドの受容過程およびプロレタリア芸術運動への変貌をめぐる事情について考察する。
カテゴリ
国際文化学研究科
国際文化学研究 : 神戸大学大学院国際文化学研究科紀要
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42号(2014-08)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1340-5217
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