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https://doi.org/10.24546/81009450
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81009450 (fulltext)
pdf
2.44 MB
449
メタデータ
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メタデータID
81009450
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
自閉症スペクトラム障害者のエピソード記憶
ジヘイショウ スペクトラム ショウガイシャ ノ エピソード キオク
その他のタイトル
Episodic memory in Autism Spectrum Disorder
著者
著者名
山本, 健太
Yamamoto, Kenta
ヤマモト, ケンタ
著者ID
A0466
研究者ID
1000020402985
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=cfccdcd38c2a4c61520e17560c007669
著者名
増本, 康平
Masumoto, Kouhei
マスモト, コウヘイ
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
9(2)
ページ
45-50
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2016-03
公開日
2016-04-27
抄録
脳疾患や認知症患者を対象としたこれまでの研究から、エピソード記憶の障害が日常生活で様々な問題を引き起こすことが報告されている。最近の自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder;ASD)者を対象とした研究においても、ASD 者のエピソード記憶が定型発達者と異なることが明らかとなっている。本論では、ASD 者を対象とした研究を概観し、ASD 者のエピソード記憶の特徴を把握することを目的とした。レビューをおこなった結果、ASD 者は、1)情報の記銘段階において、自己の感情の認識に問題があるため、特別な出来事の意味付けや、自己と出来事の関連付けが困難であること、2)想起段階では、遠い過去の出来事の想起や自身に起こるかもしれない将来の出来事の想起が少なく、これらは抑制機能の低下と関連していること、3)自己一貫性や他者とのコミュニケーション、行動の方向付けといった機能を担う自伝的記憶が定型発達者と異なること、が示された。これまでの研究は、ASD 者のエピソード記憶の特徴として、エピソード記憶の低下が、全体的な記憶成績の低下として現れるのではなく、定型発達者であれば特に記憶される自己に関する記憶の低下として現れることを示唆している。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
9巻
>
9巻2号(2016-03)
紀要論文
関連情報
NAID
110010027613
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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