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https://doi.org/10.24546/81010030
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2025-05-08
12:50 集計
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81010030 (fulltext)
pdf
1.34 MB
68
メタデータ
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メタデータID
81010030
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
知的障害を伴う自閉スペクトラム症女子の思春期における課題
その他のタイトル
Challenges and Support for Pubertal Girls with Autism Spectrum Disorder and Intellectual Developmental Disorder
著者
著者名
西尾, 祐美子
Nishio, Yumiko
ニシオ, ユミコ
著者ID
A0569
研究者ID
1000090449976
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=698bcc6b2f621c01520e17560c007669
著者名
鳥居, 深雪
Torii, Miyuki
トリイ, ミユキ
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
11(1)
ページ
131-135
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2017-09-30
公開日
2018-01-12
抄録
事例報告を通して,知的障害を伴う自閉スペクトラム症(以下ASD)女子の思春期における課題の検討を行った。対象は11歳の女子で,保護者による主訴や生育歴,心理検査結果,行動観察と半構造化面接から得られた情報を総合した。結果,知的障害とASD の双方が原因となり,思春期女子に必要な月経やセクシュアリティー,身だしなみなどの知識や振る舞いを獲得できていないことが示された。年齢としては思春期に差しかかる一方で思春期心性は見られず,身体成熟と心瑠溌達のギャップが示唆された。また,保護者の主訴である情緒不安定やパニックの頻発については,自らの困り感や必要な支援などの自己理解が不十分で,適切な支援を受けられないと身体化する様子もあった。生活経験に沿って視覚化することにより具体化し,感情語の理解から段階別に進めていくことが求められる。さらに,セルフアドボカシーのスキル獲得に向け,他者に助けを求める方法を行動レベルで身につけることから始めるのが望ましい。本事例においても,知的障害への対応だけでなく,ASD の特性も踏まえた支援の必要性が認められた。知的障害を伴うASD女子の場合は,知的水準やASDの障害特性に沿った工夫を行い,思春期という年齢や性差に応じて適切な知識や振る舞いを学ぶ機会を改めて設ける必要がある。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
11巻
>
11巻1号(2017-09-30)
紀要論文
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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