神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
入力補助
English
カテゴリ
学内刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
https://doi.org/10.24546/81010305
このアイテムのアクセス数:
687
件
(
2025-05-14
13:19 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
81010305 (fulltext)
pdf
678 KB
764
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
81010305
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
いじめによる心の傷 : 長期的影響についてのレビュー
イジメ ニヨル ココロ ノ キズ : チョウキテキ エイキョウ ニツイテノ レビュー
その他のタイトル
"Trauma"caused by bullying : A Review of long term effects.
著者
著者名
長田, 真人
Osada, Makoto
オサダ, マコト
著者ID
A0556
研究者ID
1000010335408
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=a7e99f369163d659520e17560c007669
著者名
相澤, 直樹
Aizawa, Naoki
アイザワ, ナオキ
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
17
ページ
8-15
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科(心理発達論分野)
刊行日
2018-03-31
公開日
2018-05-28
抄録(自由利用可)
大学生の 8 割ほどがいじめに関係してきたことが明らかになっている等,今日多くの若者たちがいじめにまつわる体験をしてきており,いじめはどの生徒にも起こりうる問題であるといえる。いじめ被害体験は直後の抑うつ傾向や心身症を引き起こすものであり,短期的だけでなく長期的にも不安傾向や対人関係の問題として青年期に影響を与えていることが示されている。一方で,こうしたネガティブな体験からの成長があることはトラウマに関する研究などから明らかになっており,その代表的なものに PTG(Post Traumatic Growth)があげられる。そこで,本稿においてはいじめによる心の傷を PTSD と「日常的な心の傷」(小田部, 2008)から考察し,また,PTG 研究を概観することでいじめによる心の傷とその長期的影響についてのレビューを行う。本稿の目的は,トラウマ体験に関するレビューを行うことを通していじめの長期的な影響を調査する利点を示すことにある。本稿を通して,いじめ体験を「日常型心の傷」と捉え長期的な影響の特に成長的な側面に注目することによって PTG 研究に発達的視点の付与すること,現代青年のパーソナリティ形成の特に健康的指標との関連を明らかにすること,トラウマ体験からの回復と成長を整理することによっていじめに対する新たな防止策の検討や実践が行えることへの可能性を示した。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
>
17号(2018-03-31)
紀要論文
詳細を表示
資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
OPACで所蔵を検索
CiNiiで表示
ホームへ戻る