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https://doi.org/10.24546/81010652
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81010652 (fulltext)
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69
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メタデータID
81010652
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open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
近代日本における人口政策構想の一断面(Ⅱ) : アイディアによる政策変容に関する一考察
その他のタイトル
Population Policy in the Early Years:The Case of Modern Japan with the Special Reference to the Policy Change by Ideas (Ⅱ)
著者
著者名
安田, 理人
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
32
ページ
155-179
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2019-03-25
公開日
2019-03-15
抄録
本論文の目的は、福祉国家成立前の日本における、人口政策の変容要因とその動態を明らかにすることである。この目的のために2つの課題を設定した。第1の課題は、近代日本において保健衛生政策ないし人口政策に携わった政策担当者は如何なる遺伝観をもって、政策形成に携わったのかを明らかにすることである。第2の課題は、近代日本における保健衛生政策ないし人口政策の変容要因とその動態を明らかにすることである。以上の課題を達成するために2つの検討を行った。第1の課題を達成するために、国民優生法は如何なる遺伝観に立脚した優生立法であったのかを、一次史料を分析し、各アクターの優生立法構想を検討した。第2の課題を達成するために、政策学習論、アイディアなどの政治学の分析枠組みを用い、厚生省と日本民族衛生協会を主な分析対象として、人口政策の変容要因とその動態を明らかにした。①国民優生法は、ナチス断種法系の系譜を引く優生立法であり、非ナチス断種法系の系譜を引く優生保護法とは断絶し、②優生学がナチス断種法系に立脚した国民優生法という形で制度化したのは、タイミングによるところが大きいということが明らかになった。
カテゴリ
国際文化学
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32号(2019-03-25)
紀要論文
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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資源タイプ
departmental bulletin paper
eISSN
2187-2082
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