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https://doi.org/10.24546/81011984
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81011984 (fulltext)
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81011984
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
初級中国語学習者における声調習得の実態について : インプットとアウトプットに関する考察
著者
著者名
呉, 青姫
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学国際コミュニケーションセンター論集
巻(号)
16
ページ
58-66
出版者
神戸大学国際コミュニケーションセンター
刊行日
2020-03-31
公開日
2020-03-11
抄録
日本語を母語とする初級中国語学習者は、一般的に言語の四機能の中、聴く能力と話す能力が低く、コミュニケーション能力において不利を抱えている。筆者はその実態の原因の一つが初期段階における「声調」習得にあると考える。ゆえに、学習者が声調をどのように認識し、どのように産出しているのかを考察することを通じて、習得の特徴を分類することで、その把握状況を測った。分析の結果、1声と4声の正答率が最も高かったが、一方で2声と3声を1声と4声に間違えやすい傾向があることが観察できた。これらの原因として考えられるのは、①二音節から四音節になるにつれて正答率が低くなっていることより連音化に弱いこと、②母語である日本語のアクセントの影響を受けていることであった。今後、声調指導における教授法の工夫が必要であるが、その際には臨界期仮説のように学習者はすでに言語習得の臨界期を超えている点と学習環境を考慮した理解しやすい教授法を工夫する必要がある。
キーワード
中国語学習者
声調
認識
産出
コミュニケーション
カテゴリ
神戸大学国際コミュニケーションセンター論集
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16号(2020-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA12182319
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